症状4、「負けず嫌い妻」
男性の『指導欲』を上手に満たしてあげるのも妻のテクニック |
「えっ?全部手で打ってるの?何でそんな無駄なことしてるんだ?関数使えばそんなの一発で入力できるのに」という言葉に、思わずカチンと来る私。
「『何で』って言ったって、関数を知らないからに決まってるじゃない!」と思わず言い返してしまう。
「何だ、知らないのか。じゃあ、関数教えてあげるよ。そんなやり方じゃ朝までやっても終わらないよ。」
「別に教えてもらわなくてもいいわ。この方がひとつずつ確認しながら入力できるし。」
「ふーん、じゃあ自力でがんばりな!」
夫はプイっとリビングを出て行ってしまった。折角二人でゆっくりできる週末のはずなのに、こんなことでケンカ……。
▼処方箋
男性は教えたり指導することが大好き。この場合も、悪気がなく妻のやり方に驚き、ただ良い方法を教えてあげようとした例だと考えられます。しかし、エクセルに悪戦苦闘している妻からすれば、馬鹿にされているような感じがしてつい、意地を張ってしまったようです。何事も完璧な「デキル妻」ももちろんいいですが、男性にとっては、自分がちょっと優位に立てるところがある「隙のある妻」をかわいらしく感じるもの。たまにはちょっと弱みを見せて「教えて~」と持ちかけ、だんな様の「指導欲」を満たしてあげるのも、賢い妻のテクニックです。
夫の得意な分野の時、また周囲の人に注目されている時など、場を見て上手にだんな様をたててあげることで、夫婦の会話も楽しい方向に弾んでいきますよ。