セックスレスはいつから、なぜ始まってしまうのか?

ふと気が付くとなぜかセックスレスに……

ふと気が付くとなぜかセックスレスに……

今や既婚カップルの半数近くがセックスレスの時代。セックスレスカップルは決して特別な存在ではなく、きっかけさえあれば、誰でもそうなってしまう可能性があります。

気をつけなければいけないのは、セックスレスは「今日からなりました」というスタートがはっきりしているわけではなく、「気づいたら」「なんとなく」なっていることが多い点です。従って、本人たちにも何が原因だったのか、どんなきっかけがあったかがはっきりわからない場合も多くあります。

しかし、多くの場合、本人が意識していなくても「これがきっかけ」というセックスレスを引き起こした行動があります。そこで今回はそんな「引き金行動」を見てみましょう。
 

セックスレスを生む意外な行動その1:不公平な家事分担

セックスレスを生む意外な行動その1:不公平な家事分担

家事分担の不満がセックスにも影響

女性にとって、性欲は、普段の生活の中に存在するストレスと深い関係があります。普段の生活で自分のパートナーに満足していれば、セックスに誘われるのも嬉しいです。

しかし、普段の生活の中で「家事はゴミ出ししかしない」「子育てに無関心」「妻には感謝の言葉なし」などと、夫の存在自体がストレスでしかない場合、そんな夫に誘われても「普段何もしないくせにセックスだけさせろなんて、ふざけるな!」となることは明白です。まさに普段の行いが妻のセックス拒否につながっているのです。
 

セックスレスを生む意外な行動その2:寝室で楽しむTVやインターネット

セックスレスを生む意外な行動その2:寝室で楽しむTVやインターネット

スマホと妻とのセックスのどちらが大事なの?

夫婦の寝室を、ただ寝るためだけの部屋にしておくのではなく、そこで長い時間過ごしても飽きないよう、エンターテインメントを充実させるのは悪いことではありません。

しかしその結果、ベッドに入っても1人でずっとTVを見ていたり、何時までもスマホを握りしめてオンラインゲームに興じていたりするのはNG。セックスする時間も、個人で楽しむ時間に消えてしまう可能性があります。

「楽しい寝室」を作ったら、それを2人で楽しむようにしないと、夫婦の仲良しベッドタイムにはかえって悪影響だといえるでしょう。
 

セックスレスを生む意外な行動その3:話題の少ない日常

セックスレスを生む意外な行動その3:話題の少ない日常

会話のない普段の生活も原因

セックスは夫婦のコミュニケーションの一環。従って、コミュニケーションの基本である夫婦の会話の量はセックスと深い関連があります。夫婦の会話すらないのにセックスだけあるような例はほとんどなく、会話が多い夫婦ほど、体のコミュニケーションであるセックスの頻度も多い傾向があります。「会話レスはセックスレスの始まり」と覚えておきましょう。
 

セックスレスを生む意外な行動その4:風呂嫌い、歯磨き嫌い、下着を取り換えない

「まさかそんな人はいないでしょう」と思ったあなた。だんな様が「風呂嫌い」「めんどうがって下着を変えない」「加齢臭が最悪」などの悩みを持つ妻も多いのです。「帰宅後スーツのまま、風呂にも入らずベッドで寝て妻に怒られた」という経験を持つ男性も、少なからずいらっしゃるのでは?

「清潔感がない」というのは、パートナーへの愛情を失うに十分な理由になります。汗臭い、口臭がする、加齢臭がするなど、特に匂いに関するマイナス要素は、セックスはもちろん、近くにいることすら避けたくなります。

入浴、歯磨き、下着の交換などの基本的なエチケットができてない方は、セックスレス以前の問題があると自覚しましょう。
 

セックスレスを生む意外な行動その5:母乳育児

セックスレスを生む意外な行動その5:母乳育児

赤ちゃんと過ごす幸せな時間。でも……

妊娠、出産はセックスレスが始まる最も大きなきっかけの1つです。特に女性の方は出産後、体内のホルモンバランスが変わります。産後分泌されるホルモンであるプロラクチンは、母乳の分泌を促し、母乳育児には不可欠なホルモンではあるものの、性欲を減退させる効果もあります。従って、母乳育児中は、そもそも性欲が起こらないのです。

けっして母乳を否定しているわけではありません、あくまでも、セックスという観点からの説明です。セックスの途中で旦那さんの顔に母乳がかかり、旦那さんはびっくりして萎えてしまったという意見も多々聞きます。

さらに、母乳育児をしやすいように赤ちゃんと添い寝をすることで、寝室が夫婦だけのものでなくなり、セックスをするきっかけが失われてしまうことも。

欧米では早くから子供を一人で寝かせますが、日本では住宅事情などもあるのか、卒乳後もなんとなく添い寝を続ける場合もあり、セックスをしにくい環境が長く続いてしまう傾向があります。
 

セックスレスを生む意外な行動その6:出産前より10kg以上体重増

セックスレスを生む意外な行動その6:出産前より10kg以上体重増

昔はこんな風だったのに……

男性は性欲に対する視覚の影響が大きく、見た目が好みのタイプなら、全く知らない女性でも「抱いてみたい」と考えることもあります。つまり、エッチをする相手の「見た目」に意外なこだわりがあるということ。
結婚当初はウエストがキュッとしまたメリハリボディだった妻が、産後体重10キロ増の残念なマグロボディとなれば、当然「抱く気が失せる」ということもあり得ます。
 

セックスレスを生む意外な行動その7:同じ下着を1年以上使っている

女性の皆様、最近、下着を買い替えたのはいつですか? 「まだ使えるから」と、ゴムが伸びてくたくたになったブラジャーや、股の部分が黄ばんだ下着をいつまでも使っているなら要注意。年季の入った下着に「がっかり」するだんな様は、実は多いのです。

男性にとって、女性の下着は秘密めいたエロスの象徴。Tバックやスケスケなどセクシー路線に走らなくても、美しく清潔であれば、それだけで十分そそられるものです。

それだけに、その下着がゆるゆる、黄ばみ、破れかけてるような場合のイメージダウンはかなり大きく、妻に対してドン引きする結果を生むのです。
 

セックスレスを生む意外な行動その8:理由を言わない「今日はダメ!」発言

セックスレスを生む意外な行動その8:理由を言わない「今日はダメ!」発言

拒否された方のショックは大きい

自分の都合で、パートナーからのセックスのお誘いを「今日はダメ!」と拒否したことがある方。「明日の朝は早く出発するから」「今日はなんだか疲れてるから」など、理由を相手にちゃんと告げましたか? 拒否の仕方によっては、相手が次から誘ってくれなくなる可能性があります。

セックスを拒否されるというのは、男女を問わず、もう自分に対する愛はないのか、とショックを受けます。特に男性は、自分のセックスの能力そのものを否定されたように感じて、自信を失ってしまう傾向があります。

理由を明示しない拒否や、「今日はダメだけど、週末にしようね」のような代替案のない拒否はセックスレスを生む可能性が大です。
 

セックスレスを生む意外な行動その9:AVやアダルト雑誌でのノウハウ収集

「大好きなパートナーともっとセックスを楽しみたい」と、ポジティブな気持ちでいろいろと情報収集をする研究熱心なだんな様。その前向きな姿勢は評価しますが、エッチ動画、AV、アダルト雑誌、エロ漫画などから得た知識やノウハウを丸飲みしてはNGです。

「強い刺激が深い快楽につながる」「顔面射精を女性は喜ぶ」「M字開脚は女性が気持ちいい」「嫌がっていても続けていればそのうち快感に変わる」「絶頂に達した女性は全員潮を吹く」など、実は間違った認識、とんでもない非常識が満載です。

こんなことを丸飲みにして自分のセックスで実践し続ければ、相手から嫌がられ、やがてはセックス拒否からセックスレスになること間違いなしです。

大事なのはメディアで見聞きした知識ではなく、目の前に今いる相手が、何を求め、何を喜ぶか、何を心地いいと感じているかを敏感に感じ取る感性です。気持ちいいセックスには、テクニックだけでなく、相手の様子をよく見て、読み取る、感じる力が大事なのです。
 

セックスレスを生む意外な行動その10:すべて夫が主導するセックス

セックスレスを生む意外な行動その10:すべて夫が主導するセックス

妻はホントに満足してる?

誰だって楽しくないことを強制されるのは嫌です。特にセックスは、男性のリードで終始進められることが多いため、夫側が「妻が本当に楽しんでいるか」を意識しないと、夫が自分の欲求だけを満たして終わる、ということになりかねません。

妻の方も「楽しくなかった」とはなかなか伝えづらいため、嫌なことも黙って我慢してしまいがちです。そして、それが積もり積もるとセックスの拒否になってしまいます。

セックスは体のコミュニケーション。コミュニケーションということは、相手と「やりとり」をして「通じ合う」ことが一番大事です。一方的な発散はコミュニケーションではないことを理解しておきましょう。私はこれを俺様セックスと呼んでいます。

* * *

セックスレスの種は、意外と日常に転がっていたりします。気づかぬうちに取り返しのつかないことにならないよう、まずはご自身の行動を振り返ってみるのもいいかもしれません。


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