夫婦関係/パートナーの浮気

旦那が帰ってこない理由とは? 仕事か浮気か、夫の行動を探る方法

旦那が帰ってこない、外泊が多いことがあると妻としては心配ですよね。夫がしょっちゅう「仕事で帰れない」と連絡してきたら、「どこかで誰かと外泊していたんじゃないの?」という疑惑が芽生えてくるのも当然ですね。こんな時の真実の探り方を考えてみます。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

旦那が帰ってこないのは仕事が忙しいせい? 外泊が多い夫の浮気が心配

 旦那が帰ってこないのは仕事? 夫の浮気を探る方法

旦那が帰ってこないのは浮気なのでしょうか

「仕事が忙しいと夫が家に帰ってこない。ホントにそう?確かめる方法は?」

全国の夫婦をラブラブモードのハッピーな関係にしようと日夜奮闘している私ですが、なかなか一筋縄では行かないのが結婚生活。新婚の甘~い季節を過ぎた後には、晴れあり曇りあり。たまには大雪や台風だってあって当たり前……。そんな結婚生活を、上手にコントロールするのは実は妻の手腕にかかっているのです。夫婦間の問題にどう対処するのがいいのか、以下の事例でお話してみましょう。
 
<目次>
 

夫の外泊が不安なときの対処方法

妻は上手に情報を引き出す技を持つように

妻は上手に情報を引き出す技を持つように

主婦の皆さんからよく寄せられるご相談に「仕事が忙しいと夫が家に帰ってこない。」というのがあります。「忙しくて会社に泊まっちゃった」という事後報告の例や、「今日は泊まりになって、帰れないと思う」という事前報告の場合など、状況はさまざま。1度や2度ならともかく、何度も、又は頻繁にあると「実は、どこかで誰かと外泊してたんじゃないの?」という疑惑が芽生えて来るのも当然ですね。こんな時、あなたはどのように対処されていますか?

だんな様の携帯電話のアドレス帳や着信履歴をこっそりチェック。なんていうのがありがちな例。しかし、夫婦間にもプライバシーはあって当然で、勝手に相手の携帯電話の中身を調べたりする行為はNGです。そんな行為によってお互いへの信頼がなくなれば、ますます夫婦間での隠し事が増え、相手への不満が増えるばかり。

問題解決のためには、違う方法でのアプローチが有効です。「私も友達とお泊まりするわ」と、妻も数回外泊をしてみます。その時のだんな様の態度を見つめてみましょう。寛大か、おどおどしているか、むっとするか、つとめて冷静を装うか。あとは、妻の判断です。
 

旦那が帰ってこないのは……? くつろぎタイムで<情報収集>

まずは、だんな様が在宅中に、なるべく時間にゆとりのあるときを狙って、「お仕事忙しそうねぇ。今、どんなことをやってるの?」と仕事に関する話題を持ち出してみましょう。できれば、子供達は先に寝かせて、夫婦だけの空間のほうが望ましいですね。

インスタントでなく、ちょっと美味しいコーヒーを淹れてみたり、あるいはワインとチーズなど、軽く飲める用意をしたりなど、お互いがリラックスできるシチュエーションを作って切り出すのが有効です。もし、だんな様が本当に多忙であったり、トラブルに見舞われて大変だったとしたら、仕事への悩みや不満などがいろいろ出てくるはず。それを上手に聞いてあげることで、相手のストレスも軽減し、「本当に仕事が忙しいのね」とある程度の確認もできます。

そもそも、多くの男性は仕事や会社について語るのが大好き。会社帰りに飲みに行くサラリーマンの話題のほとんどが、仕事や会社に関するネタであることからもそれは明らかです。できれば、ご家庭でも日ごろからだんな様の仕事に関する話をたくさん聞いてあげていると、家庭外でのだんな様の姿もうかがえ、いろいろ参考になります。

その際には「そのやり方は間違ってるんじゃない?」とか「こうすれば」などのリアクションは控えめに。できるだけ議論することは避け、黙って聞いてあげることがコツです。外でお疲れのだんな様がおうちでもヤイノヤイノ言われると、愛情もクールダウンします。
 

外泊の際、連絡先は必ず伝える! ルール作りで<しっかり見張る>

また、「外泊はだめ!」と決め付けるのではなく、外泊の際のルールを2人で話し合って決めておくのも、だんな様の行動を上手に確かめる方法のひとつです。「外泊が必要だと分かった時点ですぐに連絡をする」「ホテルに泊まる際は宿泊先の名前と電話番号を知らせる」などのルールを決めておきましょう。

その際に「携帯があるんだから、そっちに連絡してよ」という言い訳を認めないことがポイント。携帯の電波が入りにくいところもあるし、万が一の時に連絡できる連絡先を知っておく必要がある、ときちんと説明し、同意を得ておきましょう。

加えて「終電の時間が過ぎても連絡がない場合は、こちらからも電話するわね」と一言けん制をしておけば、堂々と所在確認の電話が掛けられます。あくまでも「行動をいちいちチェックする」という印象をもたれないよう、「あなたのことが心配だもの」というキメの言葉もお忘れなく。

このようにしておけば、本当に何か緊急事態が起きても連絡が取れて安心ですし、どうしても心配な場合は、実際に教えてもらった連絡先にかけてみることもできます。妻にとって必要な情報をできるだけたくさん確保しておくことで、精神的にも安定し、さまざまな場面でヒステリックにならず正しい判断が下せるようになります。
 

仕事ではなく浮気かも……? ベッドタイムで<観察>

外泊の理由が、どうしても仕事でなく浮気の疑いが濃い場合、ベッドでのだんな様の様子を観察してみるのもいいかもしれません。「肌と肌が触れ合うだけでピンと来る」という話もよくききますが、女性特有の勘は、ベッドで特に冴えることがあります。「どうも最近、求めてこない」「急にセックスのやり方や嗜好が変わった」「誰かと比較するような発言がある」様な時には、その疑いが当たっているかも……。

ただし、男性は多少疲れているときにはセックスしたがるものですが、本当に心身ともに疲弊している時には性欲が減退したり、ED(勃起不全)のような状況に陥ることがあります。ですから、「セックスしない」=「浮気している」という単純な判断は禁物。他の状況もよく観察して、判断してくださいね。それと、もうひとつ。だんな様の香りに敏感になることです。

香水とか化粧品の香りではなく、体臭がいつもとちがうかも?と思えたら要注意。そとで、男性ホルモンが活性化して、男の色気ムンムンで体臭ににじみ出ているかもしれません。
 

夫婦のコミュニケーションの主導権は妻

セックスレス=浮気とは限りません

セックスレス=浮気とは限りません

今回取り上げた外泊の事例もそうですが、夫婦間のトラブルや揉め事の多くはコミュニケーション不足から起こっています。「そんなことないわ。ウチは夫婦の会話の時間が多い」という方も、「夫婦の会話」の中身は、妻が一方的にしゃべってだんな様が聞き役、というものではありませんか?本当の「夫婦の会話」とは、夫婦両方がしゃべることです。そう、だんな様にもしゃべらせて、妻が上手な聞き役になることが特に重要です。

そもそも、男性と女性を比べると、コミュニケーション能力は女性のほうが数段上といわれています。夫婦間のコミュニケーションのあり方を決めるのは実は妻の役割。なかなか口の重いだんな様でしたら、ゆっくり話せる時間を上手に確保したり、話しやすいような環境を作ったり、相手が乗って来るような話題をうまく提供したりなどの工夫が必要です。

「言葉で言わなくても分かる」は理想ですが、実際には人と人は言葉で語り合うことでお互いを理解するもの。最悪の場合離婚にまで発展しかねない夫婦間のトラブル回避のためにも、もっと夫婦で会話する時間を増やしてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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