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夫婦で性病をうつしあってはいけません 家庭に潜む夫婦間性感染症の危険(4ページ目)

性感染症、女性の8割が無症状・・その恐ろしい現実を認識し、学習しておきましょう。「うちの夫に限って」は禁物です。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

私たち大人は子どもの性感染症も知らなければ

ガイド(二松):
「親世代の私たちのために、子ども達の性感染症の実態を簡単に教えてください。」

木
大きくなってからでは遅いから子どもには早めに教育が必要です。
Dr.尾上:
「はい、これもまた深刻な問題です。」

●10代の性感染症の特徴
  • 性体験の低年齢化が加速され性感染症も低年齢化している。
  • 性感染症や避妊に対する性知識が乏しい。
  • 感染すると身体と心に深い傷を残しかねない。
  • 経済的基盤がないため不完全な診断、治療に終わり、これが 性感染症の拡大・蔓延につながる。
  • 初交年令の低下により、性器の悪性腫瘍化が早くなるという聞き捨てならない恐ろしい報告もある。


尾上泰彦先生に、お話しをうかがっていると、知らなかった現実が見えてきました。
『家庭内環境汚染』は、あまりに身近すぎて気づきにくい汚染です。そして女性の8割が無症状・・。性感染症はまるで幽霊のように、身体の中に入り込んでいるのです。「うちの夫は大丈夫」と信頼している奥様方も、『念のため』、子宮癌検診のついでに性感染症の検査も受けることを意識しましょう。

夫として、妻としてそして大人として守るべきルールは肝に銘じましょう。

■尾上泰彦先生の病院情報
尾上泰彦先生について
<宮本町中央診療所>
STDクリニック・レーザー外科研究所
日本大学医学部講師
日本泌尿器科学会
ボーティングメンバー(評議員)
日本レーザー医学会評議員
日本性感染症学会評議員
日本泌尿器科学会認定専門医

■二松主宰夫婦仲相談所
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