夫婦関係/夫婦関係関連情報

夫婦で性病をうつしあってはいけません 家庭に潜む夫婦間性感染症の危険(3ページ目)

性感染症、女性の8割が無症状・・その恐ろしい現実を認識し、学習しておきましょう。「うちの夫に限って」は禁物です。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

性感染症はどうしたら防げるの?

ガイド(二松):
「性感染症は、どこで、どのように感染しますか?」

Dr.尾上:
「健康な特定のセックスパートナーとセックスをしていれば性感染症に感染することはありません。ところがいろいろな事情で男と女の関係が生じることがあります。その相手はセックスフレンド、軟派、性風俗(ソープランド・ピンクサロン・ヘルス・性感マッサージ・デリバリーなど)、旅行等さまざまです。そして腟性交、オーラルセックス、肛門性交などの行爲により粘膜と粘膜の接触、体液の交換が生じ感染が成立します。」

ガイド(二松):
「1番多い性感染症は何ですか?」

Dr.尾上:
「最も多い性感染症はクラミジア・トラコマティスによるクラミジア感染症です。クラミジア・トラコマティスはヒトの細胞に寄生して増殖するかなり微小で非常に弱い細菌です。ヒトの身体から出ると生きていけず、性的接触以外では感染しません。感染しても症状が乏しく女性の80%、男性の50%は無症状です。女性患者は男性患者の2.3倍といわれています。またクラミジア感染しているとHIVに数倍感染しやすいといわれています。」

ガイド(二松):
「性感染症の予防法をおしえてください。」

Dr.尾上:
「はい、下記が最低限守るべきことです。」

●性感染症の予防法 
  1. 不特定のヒトとセックスしない。  
  2. 最初から最後までコンドームをつけよう。
  3. 愛のある健康なセックスをしよう。 
  4. 性生活を持っている方は定期的に性感染症検査を受けよう。誰のためでもなく、自分のためです。
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