暮らしのマナー/マナー・作法関連情報

スイートルームが似合う立ち居振る舞い(2ページ目)

「マンダリン オリエンタル 東京」スイートルームでの、美しい立ち居振る舞いのノウハウです。『座り方』と『ドアの開閉』にポイントを当ててお話させて頂きます。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド


エレガントに、しかも自然に……

みなさんは、オフィスで、会議室で、応接室で、電車で、レストランで、カフェで、ホテルのロビーで…… 座るときはどのような意識をしていらっしゃいますか?

これは、女性に大変多く見られる座り方。脚が短く映ってしまい、損をしていますよ!
「膝だけはつけていましたが…… 」
普段の何気ない座り方をIさんにして頂きました。膝をつけ、両方の靴は離れた状態の I さんの座り方は、少々幼いイメージでした。

では、大人の女性にふさわしい座り方のレッスンです。

【ステップ1 ~両膝と両靴をつける】
靴が離れていると、どうしても 『ぶりっ子』 的に映ってしまいますね。両脚は必ず揃えて!

【ステップ2 ~脚を前に出す】
しかし、脚が椅子の中に入り込んでいると、どうしてもスマートには見えません。脚を横から見た時の、膝の角度を90度にすると…… はい、これであなたの本来の脚の長さに映りましたね。

少し脚を前に出すだけで、先程よりずいぶん長く感じられますね
【ステップ3 ~更に前へ】
では、膝の角度を更に大きくし、脚を前方に出してまみしょう。これによって、あなたの脚は、長く映りました。

オフィスやお食事の場面では、こちらで十分ですね。それでは、よりエレガントに見せたい場合の座り方は……?

【ステップ4 ~脚を横に流す】
ステップ3の角度のまま、右でも左でもお好きな方に脚を流してみましょう。真っすぐに下ろしている時より、女性らしくエレガントになりますね。この時も、膝部分の角度は小さくならないようにご注意下さい。

この美しいスタイルが、いつでもどこでもすぐにできるようにしたいものです
【ステップ5 ~外側の脚を前へ】
右に流した時は右足を、左に流した時は左足を…… というように、流した外側の脚を、更に前に出します。ステップ1の写真と比べて頂くと一目瞭然! 女性らしくエレガントで、そして長い脚に仕上がりました。

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