ロングステイ/ロングステイ関連情報

鴨川房総エリアで国内・海外デュアル移住(3ページ目)

日本の空の玄関口・千葉県の郊外には、美味しい地魚が獲れる海と里山の自然が現存しています。移住やロングステイに国内外の垣根がなくなりつつある今、滞在におすすめの鴨川天津小湊エリアを紹介します。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

格安物件が探しやすい房総エリア

鯛の浦
護岸や山々にハイキングコースが多い
たとえば、築25年、海が一望できる安房鴨川のリゾートマンション(1LDK)が、400万円台と手ごろな値段で売られているのも魅力です。「終(つい)の棲家」とはいわずとも、田舎暮らしに最適な一戸建も、房総地区には豊富にあります。

そもそもこの一帯は、1986年のリゾート法施行を契機に、県外からの大型投資による乱開発が進みました。ゴルフ場や、旅館などの大型滞在施設、レジャーパーク、リゾートマンションなどが次々と建設され、バブル期には賑わいをみせたものの、その後は閉鎖に追い込まれた施設も少なくありません。

時代が変わるにつれ、近ごろでは民間と行政、はたまた産学連携による地道な観光誘致が行われるようになりました。先述したリゾートマンションや戸建て住宅等の物件も、観光客離れや過疎化が進む地区だけに、破格なのが特徴です。

行政も、県外からの受け入れや支援に積極的です。鴨川市が支援する鴨川市ふるさと回帰支援センターのサイトには、帰農のためのセミナー企画や、物件情報の検索機能が充実。行政サイドの支援があれば、経験や地の利がなくとも安心です。


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