(2)海外旅行保険の加入

日本の損害保険会社が販売する海外旅行保険は、日本の自宅玄関を出たときから旅行が始まるとされるため、盗難等も含め、道中の医療費もカバーされるのが特徴。海外でロングステイをするひとの多くは、長期の契約を結び、不意の事態に備えています。医療機関の利用時に保険証券を提示することで、救急車の出動費用も含め、高額な診療費、医療通訳代を保険でカバーできます。

保険会社の広範なネットワークによる「提携先病院」を利用した場合、キャッシュレスで医療サービスを受けることができます。加入先の選定には、そうしたことも念頭に置くとよいでしょう。

また、(1)死亡保険金の補償を抑え、入院などの備えが厚いオーダーメイド型保険を選ぶ、(2)救援特約(ドクターヘリなどの搬送費用をカバー)等を付する、といった工夫も必要。現地プライベート保険に加入しないロングステイヤーであれば、必ず海外旅行保険に加入することをおすすめします。

(3)クレジットカード付帯保険の利用

クレジットカードに付帯された保険を利用する場合、気をつけたいのが補償の範囲。日本を発つ前に、保有するクレジットカードの補償内容、万一のときの現地連絡先などを確認しておくことも重要です。
複数枚のカードを保有している場合、もっとも高い補償額が適用され、すべての合算とはならないので注意をします。
補償の足りない部分をカバーするための専用の保険商品もあるので、そうした保険に加入し、補償内容を充実させることも一案です。


>>次のページは、「気をつけたい保険適用外の持病や既往症」です