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ロングステイ高額な海外医療費はどうする?(2ページ目)

海外での長期の暮らしに一番の心配事は、高額といわれる「医療費」ではないでしょうか。どのような準備、心構えが必要かを特集します

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

ロングステイで必要な保険のあれこれ

海外での高額な医療費の備えに、欠かせないのが「保険」です。
その国・地域の公的な医療保険制度の適用を受けないロングステイヤーの場合、自己防衛の手段として挙げられるのが、(1)現地プライベート保険の加入、(2)海外旅行保険の加入、(3)クレジットカード付帯保険の利用、のいずれかになります。

(1)現地プライベート保険の加入

バゲッジ
駐在はもちろん留学やリタイア移住者に民間保険の加入は必須
現地の民間保険会社(私企業)の医療保険に加入するケースです。留学生や退職者が長期滞在のビザを取得する場合、こうしたプライベート保険と呼ばれる民間保険会社が販売する保険に加入することを、義務付けている国や地域があります。また、公的保険を利用できないビザステイタス(観光ビザ、ノービザ滞在も含む)の場合、現地のプライベート保険の加入は大変有効で、かつ安心して医療サービスを受けることができるのです。
とはいえ、最低加入期間が滞在期間と合致しない、英文の約款を読みこなさなくてはならない、保険金の請求を英語で行わなければならないなど、不便さがつきまとうのが特徴です。


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