ロングステイ/ハワイでロングステイ

使わないタイムシェアを手放したいあなたへ(3ページ目)

毎年必ずハワイへ行く!そう意気込んでタイムシェアを買ったはよいが、「仕事の休みがとれない」「年間の維持費がかかる」といった理由から手放したい人も増えているようです。あなたならどうします?

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

タイムシェアの売却で注意したいこと

現在、所有しているタイムシェアを売却したいときに、注意することをまとめました。

購入価格と売却価格は違う
画像の代替テキスト
シェルグループ開発のコナコーストリゾート(ハワイ島)はフェーズ2夏シーズンで相場が1万ドル!

大手ホテルチェーンがデベロッパー(開発業者)となるタイムシェアに限ったことではありませんが、タイムシェアには、購入時と売却時に大きな価格差が生じるという特性があります。

かつて、記事でお伝えしたとおり、「夢の先行投資費用」が上乗せされた価格で、新規販売のタイムシェアを購入したひとにとって、売却時の相場がたいへん低いことでショックを受けるひとも少なからず存在します。
あくまでも、タイムシェアの特性として、自己責任のもと、これら知識を得ておくことが重要です。

売却時の手数料は意外と高い
間取り
一般不動産と違い単価が安いタイムシェアだが登記の手間は同じだけかかる

タイムシェアの登記は、エスクローという信託機関を通じ、弁護士を介在させて執り行う、一般の不動産売買と、同じ手続き、手順をふみます。
ですから、一戸建てやコンドミニアム一室などの高額な取引と、大差ない手間ひまがかかるため、手数料率も高く感じることでしょう。

ハワイ州に限らず米国では、一般の不動産の売買の場合、売主が仲介手数料を全額負担することになります。これと同様、タイムシェアを手放すときも、手数料が必要になります。

ちなみにタイムシェアの権利書には、売主の名前が記載されています。売買が成立すれば、その抹消登記のための費用も別途必要です。


>>次のページは、「タイムシェア売却時の税金はどうなるの?」です
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