放送作家という職業
東京FMの収録には原さんも裏方として立ち会う |
東京FM系TFMインタラクティブが提供する、インターネット動画ラジオ『トクするラジオ・マヴィナビ』をはじめ、複数の番組構成を手がけています。
もともと大学在学中から、物書きを生業としてきたそうですが、時給に換算して16円なんていう下積み時代もあったとか。
原さんが著す旅モノ番組の台本を拝見したところ、放送番組という限られた時間のなかで魅力的に伝えねばならない使命を果たすのはもちろんのこと、「えっ」と驚かされるようなユニークな視点で、視聴者に訴求できるくふうが、随所になされていると気づかされます。
TOKYOで真面目に働く原さんにはプロの気迫が |
ところが、その一方で、借金があるのに仕事を辞めてしまった原さん。旅立つには、「さすがに無謀だった」と語ります。ちなみに借金は、インターネット・バンキングで返済し続けたというから、あっぱれ!
デジカメで、各国のひとびとの生活様式やフード、動植物など、さまざまな被写体を撮りまくり、持参のパソコンでリアルタイムに媒体に寄稿。雑誌等に連載されました。
現在では、レギュラーの仕事を複数抱えている原さん。一刻も早くTOKYOでの生活を終えて、また定住しない暮らしに戻りたいとのこと。「地球の全部で暮らしてみたい」、それが放送作家・原頼一さんの、本気の人生訓です。