高階調表示を可能にするDeepColor


液晶パネル自体の表示能力は初期は8ビットでしたが、10ビット、12ビットなどとより高い表示能力を持つ液晶パネルが開発されましたが、表示する素材自体が8ビットであれば、それも意味がないことになります。

そのため、オリジナルの8ビットデータを10ビット、12ビットなどの高階調表示に変換して液晶パネルに表示する技術が開発されました。これがDeepColorです。ちなみに10ビットカラーでは表示可能色は10億色となり、8ビットの1670万色を多きく凌ぐことになります。

DeepColorはDeepColorに対応した機器同士を接続しないと機能しません。レコーダーで使う場合、レコーダー側、TV側の両方がDeepColorに対応していて、HDMI接続である必要があります。現在のレコーダーとTVの接続はHDMIですが、データのやりとりはデジタル的なデータ転送です。DeepColorは8ビットカラーの場合よりも転送するデータが多いため、DeepColorに対応しているのは転送速度を高速化したHDMI Ver.1.3以降になります。
DeepColor
DeepColorの仕組み。パナソニックのDIGAの現行機種の場合、12ビットに変換して出力する。


DeepColorとCREAS


この高階調表示をレコーダー本体だけで可能にするCREAS技術が、昨年冬に登場したソニーのBDZ新機種に搭載されました。DeepColorに対応しない8ビットパネル搭載TVを持っている場合でも、CREAS対応の新BDZと組み合わせれば、高階調表示が可能になるという点では魅力的な技術です。
BDZ-X100
CREAS機能によって、8ビットパネル液晶でも高階調表示を可能にするソニー新BDZ。写真は「BDZ-X100」。


BDZ-X100
CREAS機能の仕組み。




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