上位機種との違いで問題になる部分ならない部分
現在、ブルーレイDIGAにはデジタルWチューナーを搭載したBWシリーズと、シングルデジタルチューナーを搭載したBRシリーズの2つがあります。実用的にはデジタル放送2つを同時に録画できるデジタルWチューナーを搭載がお薦めであり、BWシリーズが主流機種になっています。BWシリーズには900、800、700という3機種があり、おもな違いは以下のようになります。
機種名 | HDD容量 | プログレッシブ変換出力 | iLink端子 | デジタル音声出力 |
BW700 | 250GB | × | 前面×1 | 光 |
BW800 | 500GB | ○ | 前面×1、後面×1 | 光、同軸 |
BW900 | 1TB | ○ | 前面×1、後面×1 | 光、同軸 |
ブルーレイDIGAのBWシリーズの主な違いの比較 |
■プログレッシブ変換
BW900はHDDが1TBと大きく、一般ユーザー的にはここまではかららずしも要らないのでは?というレベルの製品です。画質に関しては800,900はプログレッシブハイビジョン出力に対応しており、700は対応していないという差異があります。この面では高画質な大型TVでは差が出ますが、一般的なTVを利用する場合、大きな差異はあまり感じられないでしょう。
■接続端子の違い
入出力端子としては、iLinkの端子が800、900が前面と背面にあるのに対し、700では前面に1つあるだけとなっています。しかし、DVカメラから映像を取り込んだり、レコーダーを接続して録画データをダビングしたりしないのであれば、iLInk端子は関係ありません。ましてや搭載数が少ないだけで、搭載していないわけではありません。また、同軸音声デジタル出力もなくなっていますが、一般ユーザーにはあまり関係ないでしょう。
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