シンプルさを目指した新レコーダーRD-G503
日進月歩で進化し、日々、多機能化が進むレコーダーは、そのデメリットとして操作性を複雑化させています。これに対するアンチテーゼとして東芝からシンプル操作を目指したRD-G503がリリースされました。今回はこのG503を試してみました。
今までのRDとどう違う?
このG503は今までのレコーダーとどのようなポイントが変わっているのでしょうか?500GBのHDDを搭載する同社のRDのRD-S503と比較してみると、主に以下のような違いがあります。
■カラーバリエーション
RD-S503がブラックのみであるのに対して、G503は黒と白の2つのカラーバリエーションがあります。メインリモコンの色は本体に合わせて黒あるいは白になります。
■かんたん予約
曜日、時間などを指定するだけで録画予約ができる機能。TV画面でも操作可能ですが、G503は前面に液晶ディスプレイを搭載し、レコーダーを起動しなくても録画予約ができます。操作はボディ前面中央のボタンを使います。
■シンプルリモコン2
従来のシンプルリモコンにボタンが追加され、ボタン数30個となった新モデルのシンプルリモコン「シンプルリモコン2」が付属しています。追加されたボタンは主にTVの操作に関するものと「かんたん予約」機能の起動のためのものです。
■スタートメニュー
スタートメニューにはDVDの再生に加え、DVDの「メニュー」、「トップメニュー」へ超苦節ジャンプできる項目が追加されました。
■長時間録画機能がない
流行の長時間録画機能を搭載しないことで、録画操作をシンプル化しています。H.264変換機能を搭載していないので、当然、DVDへのHD REC記録にも対応していません。
■XDE機能がない
DVDビデオを高画質に再生するXDE機能が省かれています。
■アナログチューナーがない
アナログチューナーが非搭載になっています。
次ページでは「かんたん予約機能」について紹介します。