2層対応で50GBを実現したパナソニックBDレコーダー
昨年末、ソニーとパナソニックからBlu-rayDiscの新規格Ve.2.0以降に対応したレコーダーが2機種ずつ登場しました。なかでもパナソニックのレコーダーは2層記録に対応したことで注目を集めています。1層メディアの25GBに対して2層メディアは2倍の50GBの容量を実現しています。地上波デジタル放送であれば、1枚のメディアにハイビジョン放送を約6時間記録できるというスペックは魅力的です。ここでは2機種のうちの上位機種「DMR-BW200」のレビューをお送りします。
■Contents
1. これこそ羊の皮をかぶったオオカミ
2. リモコンはユニバーサルデザイン?
3. 使いやすい操作環境
4. 美画質エンジンの画質は?
5. SD-Audioプレイヤーとの連携
6. それは製品コンセプト
7. まとめ
これこそ羊の皮をかぶったオオカミ
昨年末にソニーからリリースされたBDレコーダー「BDZ-V9」やV7がアルミ仕上げとブルーのシースルーのスライドドアなどで高級感溢れるルックスを持つのに対して、BW200の見かけは実に普通。特別なところはほとんどなく、Blu-rayのエンブレムがなければ、従来のDIGAと見分けがつかないほどです。このさりげない外見にハイテクな2層BDドライブを搭載しているのは、羊の皮をかぶったオオカミというところでしょうか?
見かけはごく普通のDIGAと変わらないボディに2層記録BDドライブを搭載するハイテクレコーダー「BW200」(オープン価格:市場価格28万円程度) |
次ページでは、リモコンや操作性などについて紹介します。