TV視聴のニュースタイル
ワンセグ放送が開始されて約１年ですが、ワンセグ機能を搭載した携帯電話はヒット商品となりました。多くの人々が外出先でTVを視聴できることに魅力を感じたわけです。同様にロケーションフリーやSlingBOXのような製品も日米でヒット商品になっています。このロケフリやSlingBOXはネットワーク接続によるリモートTV視聴機器です。ビデオ映像をデジタル圧縮し、LANやブロードバンド経由で配信し、家のなかでも遠隔地でもクライアント機器を使って見ることができるのです。
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| ロケーションフリーベースステーション「LF-PK20」（オープン価格）。 |
ロケーションフリーのクライアント機器は専用のユニット「TV ボックスLF-BOX1」やロケフリプレイヤーソフトをインストールしたPC、そして、同社の携帯ゲーム機PSPなどが使えます。PSPはノートPCよりも携帯しやすい上に無線LANを内蔵しているため、公衆無線LANが使えるエリアでリモート接続ができます。PSPからでもレコーダーをリモートコントロールできるので、TVを見たり、録画を再生したり、DVDビデオや音楽CDを再生することができます。ワンセグTVよりも幅広い使い方ができるわけです。
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| ロケーションフリーベースステーションは、レコーダーからのAV出力をデジタル変換してネットワーク経由でクライアント機器に配信する。クライアント機器には、ロケーションフリー TVボックス「LF-BOX1」（オープン価格）、PCソフトプレイヤー「LFA-PC20」（オープン価格）、PSP（税込価格 20,790円）などが使える |
最近、ロケフリは高圧縮なMPEG4 AVC（H.264）での配信に対応するようになり、より精細な映像を楽しめるようになりました。また、PSPも同じようにMPEG4 AVC再生に対応するようになりました。今回は、PSPとレコーダーとの組み合わせでのロケフリ視聴の話をしていきます。
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| 持ち運びやすいサイズに無線LAN搭載で、ロケフリとの組み合わせでレコーダー映像を表示できるPSP。 |
■Contents
1. ロケフリ接続の準備
2. AVリモコンでレコーダーを遠隔操作
3 画質の違いは？
4. ワンセグ携帯VSロケフリ＋PSPの優劣は？
次ページではロケフリ接続の準備とレコーダーのリモートコントロールに関する話をします。
