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友達からの株情報で大儲けはインサイダー?(2ページ目)

友達の会社のM&A情報を聞きつけて、株を購入したら株価が急騰して大もうけ!このようなケースはインサイダー取引にあたるのかについて紹介します。

執筆者:元榮 太一郎

インサイダーってなに?

それでは、内部者、いわゆるインサイダーとは誰のことをいうんでしょうか?
インサイダー取引
友人からのオイシイ情報も一歩間違えば法律違反?!インサイダー取引は重要なルールなので押さえておきましょう。


インサイダーとは、その上場会社(親会社や子会社を含みます)の役員、代理人、使用人、その他の従業者などのことをいいます。会社を辞めて1年以内の者もインサイダーとみなされます。また、大株主や取引銀行、取引先、弁護士なども、その立場にいなければ知りえない情報を入手できることから、インサイダーとみなされることがあります。

これらのインサイダーは新聞などに情報を公開した後、12時間がたってからでないと、情報と関係のある株式の取引ができないことになっています。

友人がインサイダーなら要注意!

さらに、インサイダーにあたらない人でも、インサイダーから情報を得て株式を売買した者も、インサイダー取引として処罰の対象となります。

ですので、冒頭のケースでも、友人から会社の合併情報を聞いて、その会社の株を買った場合には、それが未公表の前だと、インサイダー取引になってしまうので注意しましょうね!




株式取引をはじめる方も「株式取引のルール」をきちんと守らないと、無意識のうちに法律のハードルをのりこえてしまうこともあります。株式取引の基本ルールは事前にしっかり押さえておきましょうね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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