最近の株式市場はひさしぶりに活況ですよね!
急増するデイトレーダー
ネット普及で身近になった株式取引。きちんとルールは守りましょうね。


持っているだけで株価が上がり、売却益で大金が入った。
みずほ証券の誤発注に乗じて1日で20億円も稼いだデイトレーダーが現れた。

・・・といった景気のいい話を耳にすると、これまで株をやったことがなくても、「株やってみたい!」と興味を持つ人も多いことでしょう。

株式取引のルールを押さえましょう!

株式取引をはじめる方も「株式取引のルール」をきちんと守らないと、無意識のうちに法律のハードルをのりこえてしまうこともありますから注意しましょう。

株式取引のルールを押さえることが大切だと感じてもらうために、1つ例を紹介しましょう。

友達から「まだ公表されていないからオフレコ情報だけど、うちの会社。超優良企業のA社と合併するんだよね。」というM&A情報を聞きつけて、その会社の株を購入したら株価が急騰して大もうけ!

このようなケースは株式取引のルールとしてアリだと思いますか?ナシだと思いますか?

インサイダー取引ってなに?

友達からまだ一般に公開されていない上場企業の重要情報を聞きつけて、その企業の株を購入したケースでは、法律が禁止する「インサイダー取引」にあたるかどうかの問題といえます。

じゃあそもそもインサイダー取引って何でしょうか?

証券取引法という株式などの証券の取引のルールを定めている法律があるのですが、その証券取引法では、内部者しか知りえない情報を利用して行う株式売買を禁止しています。この取引をインサイダー取引といいます。このルールに違反すると3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられてしまうんです。

インサイダー情報ってなに?

では、内部者しか知りえない情報を「インサイダー情報」というのですが、これはどういった情報だと思いますか?

インサイダー情報は、上場企業の役員や幹部、従業員などの内部者、大株主、取引銀行などのように、その立場にいなければ知りえない、未公開の情報のことをいうんです。

でも、未公開の情報のすべてが、証券取引法が禁止するインサイダー情報となるわけではないのです。証券取引法では、インサイダー取引となる情報を限定して定めています。おもな情報を紹介すると、以下のとおりです。
  • 株式、新株予約権の発行
  • 資本の減少
  • 株式分割
  • 配当
  • 株式交換
  • 合併、会社の分割
  • 事業の譲渡や譲り受け
  • 新製品または新技術の企業化
  • 業務提携
「なんだか難しい言葉が並んでいるな・・・」という方は、企業がプレスリリースをするような重要な情報をまだ一般に公開されていないタイミングで入手した場合には、株の売買をする前にひとまず弁護士等の専門家に相談する!ということを心に留めておけばOKでしょう。


友達からの株情報で大もうけは、インサイダーになっちゃうの?結論は次のページで!