ビクターの最新ビデオカメラ「エブリオ GZ-HD40」は、いつでも、どこでも、どんな映像もフルハイビジョンでたっぷり撮れる、とても身近なビデオカメラでした。
たっぷりコンパクト
ハードディスクタイプのビデオカメラというと、大きくて重いとイメージしがちですが、ビクターのビデオカメラ「エブリオ GZ-HD40」(以下「GZ-HD40」)を手にしたとき、「お、軽いな」と感じたのが、第一印象です。
▲軽くてコンパクトなHDDタイプのフルハイビジョンカメラ「GZ-HD40」 |
GZ-HD40は、120GBのハードディスクを搭載しながら、本体の重さは約455gしかないのです。付属バッテリーを装着しても約540g。サイズも、手のひらにスッポリと収まる感じで、とてもコンパクト。だから、バックに入れて持ち歩いても、存在を感じないほどです。
今回も、自宅近所にある公園に撮影に出掛けたのですが、持っていったのもは、写真にある本体とミニ三脚のみという身軽さ。
▲準備も身軽。 |
ビデオカメラのタイプによっては、交換メディアや予備バッテリーなども持っていくのですが、GZ-HD40の場合はこれだけ。それは、フルハイビジョンでもHDDだからたっぷりと撮れることと、付属のバッテリー(BN-VF815)だけで、連続撮影で約1時間25分(実際撮影時間は約45分)撮れるので、ちょっとした撮影散歩なら予備バッテリーも不要なのです。ただし、運動会や動物園に行くなど1日利用する場合は、予備バッテリーが必須と考えてください。
また、サイズがコンパクトなので、デジカメ用のミニ三脚でも安定してとれます。だから、いつでも手ぶれのない見やすい映像が撮れるのです。
なお、ハードディスクの容量が80GBの「GZ-HD30」という兄弟機もあり、それぞれ画質による記録時間は、表のようになります。もちろん、どのモードでも映像は1920のフルハイビジョン映像で撮れます。
ちなみに、GZ-HD40では、フルハイビジョン映像はAVCHDというファイル形式で記録されますが、このほかに、MPEG-2 TSというファイル形式でも記録できます。AVCHDよりもファイルサイズの小さいフルハイビジョンで記録できます。さらに、映像の記録は内蔵のHDDだけでなく、SDHCメモリーカードにも記録できるので、たとえばお気に入りのシーンをSDHCメモリーに記録して配布することなどもできます。
ハードディスク | マイクロSDHC | |
120GB | 4GB | |
AVCHD | ||
XP モード 1920×1080 |
約15時間 | 約30分 |
SP モード 1920×1080 |
約21時間 | 約44分 |
EP モード 1920×1080 |
約50時間 | 約1時間40分 |
MPEG-2 TS | ||
FHD モード 1920×1080 |
約10時間 | - |
1440CBRモード 1920×1080 |
約10時間 | - |