ドラム式、タテ(うずまき)式の特徴
洗濯機選びで一番悩ましいのが、この“ドラム式 とタテ(うずまき)式”といったタイプの違い。2つの差は見た目だけではなく、洗浄方式・乾燥方式が異なりますので、これを決めることが洗濯乾燥機選びの第一歩といえます。はたして、どちらが良いのか?まずは、それぞれのメリット・デメリットをよく把握することが重要です。まずタイプ別に得意・不得意を一覧表にまとめてみました。それぞれの長所・短所を把握してください。
■洗濯方式別、得意・不得意一覧
タテ(うずまき)式 | ドラム式 | |
---|---|---|
洗浄能力 | ◎ | ○ |
乾燥能力 | ○ | ◎ |
洗濯時間 | ◎ | ○ |
乾燥時間 | ○ | ◎ |
衣類の傷み | ○ | ◎ |
節電 | △ | ○ |
節水 | △ | ○ |
洗濯乾燥一体型が登場し、乾燥に有利なドラム式が人気となり、ドラム式の開発が進んでいます。その結果、節電・節水ともにドラム式が若干優勢なのが現状。さらに苦手とされてきた洗浄力もかなり改善され、日常の汚れであれば大差がなくなっています。しかし最近は、タテ型の洗浄力がさらに強化されてきています。では、それぞれの違いをみてみましょう。
タテ(うずまき)式洗濯機
タテ(うずまき)式洗濯機
しかし乾燥時は、遠心分離で衣類が洗濯層にへばりついてしまうため、乾燥しにくくシワができやすいのが弱点。洗濯メインで使う人に向くタイプと言えます。
■代表機種:ビートウォッシュ【BW-DX120B】(日立)※2017年6月発売
各社がドラムに注力している期間も、地道にタテ式の高級仕様を開発し続けていた、完成度が高い完全乾燥タイプ。タテ型とは言え、少ない水量で洗濯ができるのが売り。洗濯層の「自動おそうじ機能」は定番機能に成長。業界最大容量12kgや、大水量で洗う「ナイアガラ洗浄」「ナイアガラすすぎ」が目玉。
【標準設置費込み】 日立 洗濯乾燥機 (洗濯12.0kg/乾燥6.0kg)「ビートウォッシュ」 BW-DX120B-N シャンパン
「日立 洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-D9MV」(※2011年モデル)お試しレポート >>ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機
ドラム式は、日本でももともと乾燥機に採用されていたように、衣類を上から落として空気に触れやすいため、乾燥が得意。乾燥機能を頻繁に使いたいという人におすすめのタイプです。
■代表機種:レギュラードラム【NA-VX9700】(パナソニック)※2016年9月発売
日本独自の「ななめドラム」を考案したメーカー。コンパクトさとデザイン性で支持率が高い。
【標準設置費込み】 パナソニック [右開き] ドラム式洗濯乾燥機 (洗濯11.0kg/乾燥6.0kg) NA-VX9700R-W クリスタルホワイト 【洗濯槽自動お掃除・ヒートポンプ乾燥機能付】
「パナソニック 洗濯乾燥機 NA-VX7000」(※2011年モデル) お試しレポート >>次は乾燥方式について、ポイントを押さえましょう。これにより省エネ効果に差がでます。しっかりその性能を把握しましょう。
洗濯機の選び方のポイント:乾燥方式 >>
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