洗濯機・洗濯乾燥機/洗濯機・洗濯乾燥機の選び方

得意・不得意を一覧で解説!ドラム/縦型洗濯機の違い

洗濯機選びで一番悩ましいのが、ドラム式と縦型の違い。見た目だけではなく、洗浄方式・乾燥方式が異なりますので、これを決めることが洗濯乾燥機選びの第一歩といえます。それぞれのタイプの特徴とポイントを押さえておきましょう。

執筆者:戸井田 園子

ドラム式、タテ(うずまき)式の特徴

洗濯機選びで一番悩ましいのが、この“ドラム式 とタテ(うずまき)式”といったタイプの違い。2つの差は見た目だけではなく、洗浄方式・乾燥方式が異なりますので、これを決めることが洗濯乾燥機選びの第一歩といえます。はたして、どちらが良いのか?

まずは、それぞれのメリット・デメリットをよく把握することが重要です。まずタイプ別に得意・不得意を一覧表にまとめてみました。それぞれの長所・短所を把握してください。


■洗濯方式別、得意・不得意一覧
  タテ(うずまき)式 ドラム式
洗浄能力
乾燥能力
洗濯時間
乾燥時間
衣類の傷み
節電
節水

洗濯乾燥一体型が登場し、乾燥に有利なドラム式が人気となり、ドラム式の開発が進んでいます。その結果、節電・節水ともにドラム式が若干優勢なのが現状。さらに苦手とされてきた洗浄力もかなり改善され、日常の汚れであれば大差がなくなっています。しかし最近は、タテ型の洗浄力がさらに強化されてきています。では、それぞれの違いをみてみましょう。


タテ(うずまき)式洗濯機

うずまき(タテ)式

タテ(うずまき)式洗濯機

皆さんご存知の、従来の主流タイプ。タテ型の水槽に水を貯めて、洗濯槽底のパルセーターを回転し、うずまき状の水流で洗濯する方式。水が豊富で軟水(洗剤が良く泡立つ)の日本には適しています。たくさんの水で洗剤を泡立てて、頑固な汚れもしっかり落としてくれます。

しかし乾燥時は、遠心分離で衣類が洗濯層にへばりついてしまうため、乾燥しにくくシワができやすいのが弱点。洗濯メインで使う人に向くタイプと言えます。


代表機種:ビートウォッシュ【BW-DX120B】(日立)※2017年6月発売
各社がドラムに注力している期間も、地道にタテ式の高級仕様を開発し続けていた、完成度が高い完全乾燥タイプ。タテ型とは言え、少ない水量で洗濯ができるのが売り。洗濯層の「自動おそうじ機能」は定番機能に成長。業界最大容量12kgや、大水量で洗う「ナイアガラ洗浄」「ナイアガラすすぎ」が目玉。

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ドラム式洗濯機

ドラム式

ドラム式洗濯機

本来は、真ヨコになったドラムが回転し、洗濯物を持ち上げては落下させて洗う“たたき洗い”の方式。洗剤が泡立ちにくい硬水の地域(ヨーロッパ)で普及していますが、日本では、洗濯機としてはあまり普及していませんでした。

ドラム式は、日本でももともと乾燥機に採用されていたように、衣類を上から落として空気に触れやすいため、乾燥が得意。乾燥機能を頻繁に使いたいという人におすすめのタイプです。


■代表機種:レギュラードラム【NA-VX9700】(パナソニック)※2016年9月発売
日本独自の「ななめドラム」を考案したメーカー。コンパクトさとデザイン性で支持率が高い。

【標準設置費込み】 パナソニック [右開き] ドラム式洗濯乾燥機 (洗濯11.0kg/乾燥6.0kg) NA-VX9700R-W クリスタルホワイト 【洗濯槽自動お掃除・ヒートポンプ乾燥機能付】
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次は乾燥方式について、ポイントを押さえましょう。これにより省エネ効果に差がでます。しっかりその性能を把握しましょう。

洗濯機の選び方のポイント:乾燥方式 >>



■洗濯機・洗濯乾燥機のおすすめ・メーカー別INDEX
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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