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ハイビジョンカメラを使ってみました! HDR-HC1レポート(2ページ目)

ハイビジョンタイプのハンディなビデオカメラとして注目されている、ソニーの「HDR-HC1」。その試用感などをご報告しましょう。機能的な面よりも使い勝手の面を中心にまとめてみました。

撮影操作

でも、撮影に関する操作についていえば、カメラをホールディングした親指で電源のON/OFFとモードの切替が行えるタイプ。スイッチを切り換えるごとに「テープへの録画→メモリーへの録画→再生」とモードが変わりますが、モードを示すランプは切り換えスイッチの上にあるので、確認がしやすいです。撮影のON/OFFも、親指で操作。

同時に、ズーム操作もホールディングした人差し指で行い、違和感なくスムーズに調整できます。こうした操作性の良さは、これまでのハンディカムで養われてきただけに、使いやすさは抜群です。

 

 
 
親指でモードの切り換え、人差し指でズーム操作と、手に馴染んだ操作が可能。

また、ビデオカメラとして利用する際のシャッターボタンもズームレバーの横に配置され、デジタルカメラ感覚でシャッターが切れるのも、使いやすさという点ではGOODな配慮です。

写真撮影のシャッターボタンはここ。結構使いやすい。

撮影したい映像は、タッチパネル式の液晶で即座に確認。屋外でもくっきりとした映像で確認できます。

屋外でもくっきりと映像を確認できる液晶パネル。
液晶パネルはタッチ式。操作性は、他のハンディカムと変わらない。

 

HDVモードとDVモードの切り換え

ハイビジョンらしいところがないのか、というとそんなことはありません。メニュー設定に「録画フォーマット」という項目があり、ここでハイビジョンのHDVモードと、これまでのDVタイプ(従来の撮影モード)での撮影モードとを切り換えられます。

 
録画フォーマットで、HDVとDVとを切り換える。

なお、HDVモードで撮影した映像は、DVモードでの再生ではできませんし、逆にDVモードで撮影した映像は、HDVモードでは再生できません。

このように、メニュー設定の中でハイビジョンということが認識できますが、カメラ本体でとくに目立ってハイビジョンカメラだからという特別な機構のないのも、HC1の特徴といえるかもしれません。知らないいうちに、ハイビジョンで撮っていたということになるわけですね。

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