オートでバッチリの高精細な映像

サンプルの撮影日は晴天とやや曇天状態の二日間を選んでみましたが、転向による映像への影響はほとんどありませんでした。大画面TVで再生しても発色、解像度など文句なくハイビジョン映像を堪能させてくれました。設定は、晴天/曇天どちらもオートで十分。あれこれ設定するよりオートで手軽にハイビジョン映像を楽しめるという点が最大の特徴といえるのです。

なお、映像を切り出したサンプルを掲載しますが、これはフレームをJPEG形式でエクスポートしているので、その時点で画質が劣化しています。したがって、これがHDV画質の正確なサンプルとはいえない点をご了承下さい。

晴天での映像。
曇天での映像。

 

単板のCMOSで頑張ってる

HC1の撮像素子は1/3型297万画素のCMOSで、原色フィルターを採用。単板のCMOSカメラというわけですが、効画素数は16:9の動画撮影時で198万画素。その画質は、1080iというHDV規格だけあり、高精細できれいな映像が撮れるのは当然。HDコーデックエンジンはFX1と同じということもあり、画質的には文句がありません。

それにしても、CMOSを単板で搭載して登場したのだから、ちょっとスペックアップするなら3CMOSか? と想像してしまうのは筆者だけでしょうか。3CMOS搭載のハンディカム「DCR-PC1000」があるだけに、あながちないともいえないかも。

ビデオ編集に関しては要注意

ところで、HDV形式で撮影した映像をパソコンで編集する際には要注意。ビデオ編集ソフトがHDV対応でないと編集できません。現在の所、HDVでのビデオ編集ができるエンドユーザー向けのソフトとしては、Windowsでは次のようなソフトがあります。

 ・Adobeの「Adobe Premiere Pro 1.5」(HDV対応プラグインを利用した場合)

 ・カノープスの「EDIUS 3 for HDV」

また、VAIOでのビデオ編集では、昨年末に1080iのHDV映像編集に対応した「DVgate Plus Ver.2.0」「Click to DVD Ver.2.3」などを利用して編集することができます。

ただ、必ずしもHDV形式形式での編集環境が整っているとはいえないため、パソコンでHDV形式のビデオ編集を行いたい場合は、利用するソフトウェアがHDV形式の編集に対応しているかどうかを確認する必要があります。Macintosh環境では、「iMovie HD」を利用すればHDV形式を意識することなく編集ができます。

カノープスの「EDIUS 3 for HDV」。

なお、HDV形式のビデオ編集については、パソコンとの接続や編集ソフトなどについて次回の記事でじっくりとご紹介する予定です。

いずれにしても、ハンディなハイビジョンカメラを手軽に利用できるようになったことは嬉しい限りです。映像をとにかくきれいに残したいというのであれば、一押しですね。

ただ、撮った映像をDVD-Videoなどにアレンジして利用したいというのであれば、必ずしもハイビジョンでなくても・・・という気がします。このあたり、次回でじっくりと検証してみましょう。


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