コース別・パーティー前のお片づけメニュー
人が来る家ほど片付くのです |
人を呼んだはいいけど、どこをどうすれば「人を呼べる家」になるか?
散らかり度・呼ぶ人別に、以下の三つのコースをご用意しました。
【最低限コース】
パーティーまで時間がない、それほど親しくない人もお呼びする場合に。お客様が通る動線だけをお片づけします。
[玄関まわり~廊下(通り道)~リビング(お客様をお通しする部屋)~トイレと洗面所]
ここだけを集中してお片づけします。見苦しいモノ、邪魔なモノは段ボールや紙袋に詰めてほかのお部屋へ! そしてそのお部屋のドアは固く封印しておきましょう。キッチンを見られたくない場合は、お手伝いの気遣いの要らないメニューを用意したり、水やおしぼり、テーブル拭きや予備の食器をまとめて出しておきます。
【ゆるゆるコース】
パーティーまで多少時間がある、親しい方だけお呼びする場合。子供部屋や寝室なども、「見られても、まっいーか」という気安い仲ならこのコースで。お客様の動線以外もそこそこに片付けます。【最低限】で隠そうとした段ボールや紙袋は、置き場がありませんので、どうにかして全部処分します。そういうところに置いておいたということは、さして大切でもなく、収納場所もなかったということなのですから、売るなり捨てるなり煮るなり焼くなりして、家の中から消去しましょう。
「ダメよ! これは要るモノなの!」
それなら、この機会に、きちんとした収納場所を用意しましょう。
【きれいサッパリコース】
「この際、押入れの天袋まで見られてもいいわっ!」という、キモの座ったあなたにおすすめ。見えるところのみならず、見えないところまで徹底的にキレイにするコースです。前提は「どこを開けられてもたじろがない」。時間はかかりますが、これができれば姑だろうが税務署だろうが、怖いものはありません。
パーティーを習慣に
【最低限】コースを選んだあなたも、パーティーが終わったら、段ボールや紙袋の中身は必ず、適切に処理してください。せめて、次のパーティーまでには。
次のパーティー?
そうです。せっかくの楽しいホームパーティー、1回だけで終わりにしてはもったいない。数ヶ月月に1回のペースで、ホームパーティーを習慣にしてしまいましょう。人は、追い込まれると思いがけない力を発揮するもの。あなたが片づけられないタイプであればあるほど、パーティーは強力なモチベーションになるでしょう。
人が集まる家ほど片付く!
気軽に家に招きあう文化のある欧米と違って、日本では「お客様を呼ぶ」のは一大事件。でも、あまりに肩肘張っていては、楽しい集まりにはできません。そこそこ片付いてさえいれば、大げさに飾り立てたり、大仰なご馳走が並ばなくてもいいんです。居心地のよい空間で、おしゃべりや音楽を楽しむ、そんな集まりを繰り返すことで、あなたのお家もどんどん片付いていくでしょう!
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