シンプルライフ/モノを減らす・片付ける

一つ入れたら、一つ捨てる?(2ページ目)

何かを買ったり、もらったりして、家の中に新しいものが入ってきたら、古いものを一つ、捨てましょう。でも、それって意外とタイヘン?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

捨てるのはタイヘンなんだ…

それを見て、しみじみ思いました。
「娘とはいえ、他人の、もう履かないと言っている靴でさえ、まだ履けそうに見えるものを捨てることには抵抗があるんだ。”一つ入れたら、一つ捨てる”なんて、相当むずかしいことだぞ~」
と。

母に言わせれば、
「何かのときのためにとっておけばいいじゃないか」
でも、「何か」って、何?

雨が降ったら、雨用の靴を履こうよ…

ガイド夫も、新しい靴を買ったとき、古い靴を捨てようとすると、
「雨の日用にとっておけば」
と必ず言います。
でも、今までは、雨の日だからといって別の靴を履くなんてことはしていないのです。あまりに荒天であれば、別に持っているスニーカーやブーツを履けばいいのです。雪道用の滑り止めだって持っています。
それなのに古い靴をとっておこうとするのは、これはあきらかに「捨てる」ことへの抵抗でしょう。

捨てないと、暮らしは豊かにならない

新しいものを入れることで、暮らしは活性化するし、楽しくなります。
でも、そのとき、痛んだ古いものを残したままでは(それはおそらく二度と使いません)、生活空間は狭くなり、収納管理の手間が増え、数が増えるばかりで豊かにはならないのです。

「数だけ増えても、豊かじゃない」
「豊かって、使っていないものがないこと」
そう考えて、心を鬼にして(?)捨てることも大切です。


【関連リンク】
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます