捨てるのはタイヘンなんだ…
それを見て、しみじみ思いました。「娘とはいえ、他人の、もう履かないと言っている靴でさえ、まだ履けそうに見えるものを捨てることには抵抗があるんだ。”一つ入れたら、一つ捨てる”なんて、相当むずかしいことだぞ~」
と。
母に言わせれば、
「何かのときのためにとっておけばいいじゃないか」
でも、「何か」って、何?
雨が降ったら、雨用の靴を履こうよ…
ガイド夫も、新しい靴を買ったとき、古い靴を捨てようとすると、「雨の日用にとっておけば」
と必ず言います。
でも、今までは、雨の日だからといって別の靴を履くなんてことはしていないのです。あまりに荒天であれば、別に持っているスニーカーやブーツを履けばいいのです。雪道用の滑り止めだって持っています。
それなのに古い靴をとっておこうとするのは、これはあきらかに「捨てる」ことへの抵抗でしょう。
捨てないと、暮らしは豊かにならない
新しいものを入れることで、暮らしは活性化するし、楽しくなります。でも、そのとき、痛んだ古いものを残したままでは(それはおそらく二度と使いません)、生活空間は狭くなり、収納管理の手間が増え、数が増えるばかりで豊かにはならないのです。
「数だけ増えても、豊かじゃない」
「豊かって、使っていないものがないこと」
そう考えて、心を鬼にして(?)捨てることも大切です。
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