細かいモノは一元収納
では、生活に欠かせない細かいモノは、いったいどこに?
「しょっちゅう使うモノの置き場はダイニングに場所を決めてあり、その他は階段下に設けた収納の中にすべて収めています。階段下の収納は、プラスチックの透明引き出しや、棚や台で細かく仕切り、ゴチャゴチャにならないようにしています。仕切りは、市販のものより、断然自分で作った方がいいです。自分仕様にできますし、わざわざ買ってこなくても、家にあるボール紙や木切れで作れます」
なるほど、よく見ると、木製の棚や台はすべて手作り。吉比さんのリクエストに応えて、ご主人が作ってくださったものだそうです。
細かい収納グッズは要らない
収納ケースの中では、ボール紙で作った仕切りを活用 |
吉比さんのお宅の収納は、隅々までよく整理されていますが、主婦雑誌でよく見るような便利な収納グッズや、100円グッズで作った収納システムはないんですね。本当に簡単な手作りの仕切りがあるだけ。
「モノを使ってモノを片付けるのって、何だかヘンじゃないでしょうか? 私はなるべくモノを使わずに、簡単に片付けたいと思うんです」
確かに、時々“収納のための収納”みたいな、使いもしないモノを無理やり収納している収納術を見かけます。大切なのは、
「これはホントに収納に値するモノか?」
という問いかけそのものなんでしょうね…。
どうですか!? 達人が30年以上の月日をかけて完成させた「収納術」。きっとあなたの目標&参考になることがあったのでは?
次回は吉比さんのスーパーお掃除術です!
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