拝見! 達人の収納術
ゴチャゴチャしたところが一カ所もなく、細かいモノが何ひとつ外に出ていない吉比(きび)さんのお宅。そのすがすがしさの秘密はやっぱり、収納術にあるらしい…。そうニラんだ図々しいガイド、吉比さんの暮らしの中心となっているダイニングを中心に、収納の中までつぶさに拝見してきました。
ダイニングキッチンって、散らかるのよね…普通は…
ふだん使いの食器はこれだけ。左上が40年間愛用のノリタケ |
「モノにはすべて収納の定位置があって、使ったらそこに必ず戻すようにしています」
まさにお片づけの王道ですね。
食器は、気に入ったものを少しだけ
吉比さんくらいの年代の方だと、普通、壁一面が食器だったりしますが、細身の食器棚(電話台も兼用)に収まりきる数しかありません。これで足りるんでしょうか?
「どの食器もよく使うので、死蔵しているものはありません。特に活用しているのは、結婚当初に買った白いお皿(ノリタケ。40年モノ!)に、和食でも中華でも、ほとんどのものを盛り付けてしまいます。白いお皿は、料理を選ばないので便利ですよ。これだけあれば、娘たちが家族を連れて遊びに来ても、特に困ることはありません」