渋谷径代さんも福岡さんに教えを受けた一人 |
種をとり、種を播く
「でも、種を捨てないこと、粘土団子を知っていることは、わたしたち自身にとっても、いつか必ず役に立つことだと思います」(渋谷さん)緑豊かに見える日本ですが、公害や不法投棄のため、足尾のように荒れつつある山が、各地にたくさんあるそうです。アジアやアフリカの砂漠化は、知っておかなければならない重大な事実ですが、それを引き起こしているのは、実は人間なのです。わたしたちの歯止めのきかない欲望と、身の回りの自然に対する驕りなのです。
世界の緑化はベランダから
「緑化は、砂漠の植林ツアーに参加しなくても、ベランダの一鉢から始められます。種をとり、緑を育てることができる人には、何かを変える力があると思います。今すぐ、自分にできることから始めてください」と、渋谷さんは教えてくれました。
捨てないで、使い切る。次の世代へとつなぐ。
これこそ、来るべき時代のシンプルライフのあり方なのではないでしょうか。
始めよう種のあるシンプルライフ
マッ、固いことはこの際おいといて!ベランダの鉢植えを枯らしたあげく、土も替えずにほったらかしにしているあなた!
庭の草取りがメンドくさいあなた!
食べた野菜や果物の種を捨てずに、粘土団子を作って播いてみませんか?
そして、ほったらかしのままで、どんなモノが生えてくるのか、それがどう育つのか、見守ってください。きっと楽しいですよ。
(果肉がついてる種は、よく洗って乾かしてから使ってね!)
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