自転車のパンク修理は自分でできる

自転車のパンク修理は、それほど難しいことではない

自転車のパンク修理は、それほど難しいことではない

自転車のパンクは突然起きることですから、すぐに自転車やさんへ行って修理となるところですが、実は自転車のパンク修理はそれほど難しいことではありません。あらかじめパンク修理用のキットを用意しておけば、急なパンクでも自分で対応できるのです。
 
100均「キャンドゥ」で売られている自転車パンク修理セット

100均「キャンドゥ」で売られている自転車パンク修理セット

それもこのパンク修理キット、なんと今100均でも手に入ってしまうから驚きです。普通、自転車店でパンクを修理してもらう場合、値段は1000円前後かかるのが相場。それが100均グッズでできるのならば、自分でやってみない手はありません。

というわけで、今回は実際の自転車パンク修理の方法を、手順を追って写真付きでご説明いたします。今は必要ない、と思われるかもしれませんが、もしもの時のためにぜひご覧になってください。
 

自転車のパンク修理に必要な物

自転車のパンク修理キットには、ゴムのり、パッチ(大小5枚)、タイヤレバー(2本)、紙やすり、虫ゴムが入っている

自転車のパンク修理キットには、ゴムのり、パッチ(大小5枚)、タイヤレバー(2本)、紙やすり、虫ゴムが入っている

まず自転車のパンク修理キットです。こちらの100均で購入したセットには、以下のものが入っていました。

  • ゴムのり
  • パッチ(大小5枚)
  • タイヤレバー(2本)
  • 紙やすり
  • 虫ゴム

他に用意するものは、以下のとおりです。

  • 洗面器
  • ペットボトルの蓋やフィルムケースなどの小さな容器
  • ハンマー
  • 雑巾
  • レンチあるいはペンチ(ナットを外す用)
  • 空気入れ
 

自転車のパンクを疑う前に

■パンク修理の前に、本当にパンクしているのか調べる
自転車パンク修理の前に、本当にパンクをしているのかを調べましょう。タイヤの空気が抜けてぺっちゃんこになっているからといって、パンクであるとは限りません。まず疑う箇所は、バルブ(空気を入れる所)をとめているナット。ナットが自然に緩んだ状態になって空気が抜けてしまうこともあります。この場合はバルブをしっかりと閉めて空気を入れれば問題ありません。
 

虫ゴムが劣化しているかを確認

虫ゴムが劣化しているかを確認

■バルブの中の虫ゴムが劣化していないかチェック
もう1つ疑う箇所は、バルブの中に装着されている虫ゴムの劣化。虫ゴムのチェックの方法ですが、まずタイヤに空気を入れてから、写真のようにペットボトルの蓋やフィルムケースなどの小さな容器に水を入れて、バルブを付けてみます。ここでバルブから泡が出てくれば、虫ゴムが劣化している証拠。その場合ナットを外してバルブ本体を引き出し、虫ゴムを交換します。新しい虫ゴムを装着後元のように戻し、空気入れで空気を入れれば修理完了です。

 

自転車のパンクの穴を直す方法

空気を入れなおしてもすぐに抜けてしまい、虫ゴムをチェックしても問題ないという場合にはパンクです。タイヤの中のチューブに穴が開いて空気が漏れている状態がパンクですので、この穴を見つけてふさぐ必要があります。

空気を入れなおしてもすぐに抜けてしまい、虫ゴムをチェックしても問題ないという場合にはパンクです。タイヤの中のチューブに穴が開いて空気が漏れている状態がパンクですので、この穴を見つけてふさぐ必要があります。

自転車のパンク修理:バルブ本体を外す

バルブ本体を外す

■手順1:まずバルブに付いているゴムのキャップを外し、ナットを外してからバルブ本体も外します。この時各部品が小さいので無くさないように気を付けてください。

 
自転車のパンク修理:バルブを固定しているナットを外す

バルブを固定しているナットを外す

■手順2バルブをリム(金属の枠部分)に固定しているナットを外します。

 
自転車のパンク修理:タイヤをリムから外す

タイヤをリムから外す

■手順3:タイヤをリムから外します。力の弱い女性の場合はここが一番の山場。タイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込んで隙間を作ります。少し離した位置にもう一本のタイヤレバーを差し込み、タイヤの片側を少し外します。そのまま片方のタイヤレバーをずらして行くようにぐるっと一周させ、リムからタイヤの片側を全て外すようにします。

なかなかタイヤがかたいのですが、力を入れてやると言うよりも、タイヤレバーを隙間に差し込んでテコの原理で外して行くような感じ、と言えば良いでしょうか。とにかく最初は外れにくいですが、1/3ほど外れればあとは簡単です。
 
自転車のパンクの修理:中からチューブを引っ張り出し、タイヤに何か刺さっていないかを確認

中からチューブを引っ張り出し、タイヤに何か刺さっていないかを確認

■手順4:中からチューブを引っ張り出します。ここでタイヤに釘や石などが刺さっていないかをチェック。
 
自転車のパンク修理:外したチューブにバルブを着け、空気を入れてみる

外したチューブにバルブを着け、空気を入れてみる

■手順5:外したチューブにいちどバルブを装着し、適度に空気を入れます。
 
自転車のパンク修理:洗面器に張った水にチューブをつけると、穴が開いたところから泡が出る

洗面器に張った水にチューブをつけると、穴が開いたところから泡が出る

■手順6:洗面器などに水をはり、その中にチューブをつけていきます。ぐるっと一周チューブを水に付けていくと、写真のように穴の開いた箇所からはブクブクと泡が出ますので、その箇所を確認しておきます。

 
自転車のパンク修理:チューブからバルブを外して空気を抜き、やすりで穴の周囲をこする

チューブからバルブを外して空気を抜き、やすりで穴の周囲をこする

■手順7:再びチューブからバルブを外して空気を抜き、穴の開いた箇所の周辺をよく拭き取って、紙やすりで穴の周囲をこすってザラザラにします。この時こする範囲は使用するパッチの大きさより広めにします。

 
自転車のパンク修理:やすりでザラザラにした面に、ゴムのりを薄く塗る

やすりでザラザラにした面に、ゴムのりを薄く塗る

■手順8:紙やすりで出たカスをきれいに拭き取り、ザラザラさせた面全体にゴムのりを薄く塗ります。パッチよりも広めに塗りましょう。塗り終わったらそのまま数分(指で触ってのりが付かなくなる程度)乾燥させます。

 

自転車のパンク修理:パッチのアルミ箔を圧着

パッチのアルミ箔を圧着

■手順9:パッチのアルミ箔をはがしてあてます。この上からハンマーで叩くなどして十分に圧着し、最後に表面の保護シートを剥がします。

 

自転車のパンク修理:チューブをタイヤに戻し、リムにはめ込んだら修理完了!

チューブをタイヤに戻し、リムにはめ込んだら修理完了!

■手順10:チューブをタイヤの中に戻します。まず最初にバルブの部分をリムの穴に戻してから、チューブ全体をタイヤの中に収めますが、この時ねじれたり、タイヤとリムの間に挟まったりしていないか注意しながら戻します。全部戻したらタイヤを元のようにリムにはめ込みます。

最後に空気を入れれば、自転車のパンク修理は無事終了。お疲れ様でした。

 

今回の自転車パンク修理の工程は、私ガイド自身が実践して撮影したものです。私は一応女性ですが、あまり苦労することなく修理ができましたので、それほど難しいというものではないと思います。

作業工程を覚えておき、100均でパンク修理キットを買っておいて置くと万が一のときにも安心ですよ。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。