今回はこのワーキングホリデービザ(制度)を使い、カナダで働く、学ぶ、旅行するを実践した森田 晃美さんにお話を伺いました。
森田さんの渡航の目的は「人生の休養」。「自分がしたいこと」として、オーロラを見る、ファームステイをする、メープル街道へ行く、スノーボードする、カナダを横断する、などのイメージを持って、カナダでの生活が始まりました。
そして、休暇を満喫するなかで、思わぬ発見もあったとか?
早速、インタビュー開始です!
INDEX
ファームステイで自給自足の暮らしを体験 ……P1
渡航後2ヶ月目から英語の上達を実感 ……P2
カナディアンロッキーの大自然は「癒し」のスポット……P3
カナダでスノーボード ……P3
1年間のワーキングホリデーで得たもの……P4
ワーキングホリデーでは何でも挑戦できる!
レイクルイーズ。カルガリーの語学学校のアクティビティに参加。 |
森田さん:最初は「ホリデー」の気分が勝っていたのですが、1年を終えてみると、海外で働いたという経験を始め、カナダでの経験すべてがとても貴重なものになっていることを実感しています。
ワーキングホリデーの制度は、1年間という限られた中で、なんでも自分がやりたいことに挑戦できる。そんな素晴らしい制度だと思います。また、日本ではおそらく関わることがなかったであろう、自分とは違った経験を持った人や、違う分野で活躍されてきた日本の方との出会いはとても貴重なものでした。年齢的にも私はカナダが最初で最後のチャンスでしたが、もし、もう一度チャンスがあったら、ぜひ違う国に行きたいくらいです!
ファームステイで自給自足の暮らしを体験
ファームには3種類のブルーベリーがあり、一粒づつ丁寧に摘み取る。 |
森田さん:カナダの北部、ノバスコシア州のハリファックスから車で2時間ほどの田舎に行きました。ここではブルーベリーの収穫を手伝いました。
起床時間、終了時間はとくに決められてはいなかったので、大体、8時起床9時収穫開始、昼食は適当に2時間くらい、その後夕方4時くらいまで収穫、もしくは販売用にパッキングをしました。
ベリーの周りにはたくさんハチがいるので、刺されないように、長袖とジーンズを着て作業しました。日本ほど暑くないとはいえ、カナダでも夏の長袖はキツかったです。
農家には5週間滞在したのですが、最後の方はベリーの収穫が終わってしまったので、ペンキ塗りや冬支度のための薪運び、ニワトリとターキーのえさやりなどをしていました。7羽のターキーを小屋から太陽の下に出し、30羽ほどのニワトリの卵の回収です。
そのほか、畑の雑草抜き、野菜の収穫もしました。毎日食べる野菜はとりたての無農薬野菜、生みたての卵で、とてもヘルシーでした。昼食は自分で作るのですが、家族との会話の中で「ちょっとマーケットお買い物に行ってくるわ!」と言って家の前の畑に取りに行ったりしたのが面白かったです。
ここでは私の他に、フレンチカナダ出身で第一言語がフランス語の女の子も滞在していました。彼女の英語も完璧ではありませんでしたが、幼稚園児レベルの英語を話していた私には、彼女から学ぶ言葉はたくさんありました。
>>渡航後2ヶ月目から英語の上達を実感>>