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イタリア留学でオリーブオイル・ソムリエに

イタリア料理には欠かせないオリーブオイル。そのオリーブオイルについて品種の起源からテイスティング、食材との正しい相性までを知る専門家「オリーブオイル・ソムリエ」になる短期留学のコースを紹介します。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

イタリア短期留学でオリーブオイルソムリエに
「イタリアが好き、イタリア料理が好き」を共通項に、様々な職業、年齢の人達が同じ教室で学んでいます。
オリーブオイルと料理との食べ合わせは、 ワインと同様イタリアの食文化にとって、欠かせないもの。ところが、ワインはソムリエによりその世界観が築かれましたが、オリーブオイルはあまりにも日常のものになっているため、専門家の養成が進んでいませんでした。

一方、昨今の日本や中国をはじめとするアジア諸国でのオリーブオイルの消費の増加などで、様々な国の料理とオリーブオイルとの出会いが創出され、オリーブオイルの効用が見直され始めてきます。

AISO(イタリアオリーブオイル・ソムリエ協会)によると、ワインが葡萄の品種によって大きく異なるように、オリーブオイルもその「品種」によって味も香りも違うとのこと。確かに、オリーブオイルは「実」を絞るわけで、「種子」からできる植物油とは違いますよね。

オリーブオイルを知り尽くし、それぞれの料理との相性を見極める! これぞイタリアを味わう醍醐味かもしれません。

今回は「オリーブオイル・ソムリエ」の資格を1週間で取得する、短期留学コースの紹介です。

日本語通訳付き、イタリアで1週間の短期集中コース

「オリーブオイル・ソムリエ」の始まりは、つい最近2005年のこと。AIS(イタリアソムリエ協会)の理念に基づいて、ワインと同様オリーブオイルも文化的に啓蒙すべきとのことで、「イタリアオリーブオイルソムリエ協会(Associazione italiana sommelier dell’olio)」(以下AISO)が設立されました。歴史が浅いこともあり、まだ、その名は浸透しているとはいえません。

しかし、AISO(イタリアオリーブオイル・ソムリエ協会)の運営するコースは、ワインのソムリエを養成する同様の手法を用いているため、しっかりと体系的に学習することができるプログラムになっており、その完成度の高さはカリキュラムから伺えます。

今回紹介するコースは、通常イタリア本国では3~4ヶ月かかるものを、AISO認定のもと、Accademia dell’Olioが日本人に向けて1週間という短期集中、かつ効率的にカリキュラムを組み直したものです。

講義はAISO日本人ソムリエが同時通訳。テキストも日本語なので、語学の心配は無用です。

>>70種ものオリーブオイルをテイスティング!>>
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