「留学保険」「ワーキングホリデー保険」における「特約」とは?
空港から「長期の保険に入りたいけど」というお電話がよくあります。ご注意を! |
しかしながら、留学生向けの特約である「(アパートの失火責任などに備えた)賠償責任」と「(アパート内でのスーツケース・カメラなどの)生活用動産の補償」は、「アパート・借家プラン」にのみ、に組入れられています。
つまり、割安の「寮・ホームステイプラン」に申し込み、アパートを借りて、失火してしまった場合は、補償の対象外になるということです。
「アパート・借家プラン」は割高であるため、ともすれば敬遠してしまうかもしれませんが、「本来の目的」がきちんとカバーされているか?もう一度確認する必要がありそうです。
ワーキングホリデーで渡航し、1年間ずっとホームステイに滞在する。そうした例は、ごく稀です。
現地で加入できる格安保険
掛け金の安さにこだわるのであれば、海外の渡航先で加入できる日額150円(月額4,500円)程度の医療保険も存在します。これは現地の保険会社の商品で、中には日本語が話せるスタッフを採用し、現地で生活している日本人を対象としている会社もあります。医療保障に特化しているため、航空機での移動に関わる補償や持ち物の盗難に対する保障が組み込まれていない場合などは、掛け金が格安に思えるかもしれません。ただし、契約内容を説明するものは全て英文であることと、医療以外の補償についてリスクをカバーできていないという問題が残ります。
せっかく保険料を支払うのだから、きちんと目的に沿った保険を選ぼう!
留学エージェントの資料や保険代理店のホームページで「留学保険」や「ワーキングホリデー保険」を比較しようとすると、掛け金の安いものだと1年間で10万円に満たないものから、20万円近くのものまで、そのバリエーションは様々です。同じAIU保険会社の保険のはずなのに、A社で扱っているプランがB社では扱っていなかったりと、調べれば調べるほど、複雑で、もう、どうでも良くなってしまいがちです。
保険内容を比較検討する際には、掛け金の安さだけではなく、きちんと何がどこまでカバーされているのかを確認しましょう!
詳しくは、留学の手続きを申込んだ代理店と相談して申込むのが、その後、もしもの際に享受するフォローを考えると適切な選択かと思います!
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