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ホームステイ受け入れで、国際交流に貢献!(4ページ目)

多くの日本人がアメリカやカナダ、オーストラリアなどでホームステイを経験してきました。私もホームステイの受け入れ先に手紙を出したり、お土産を買ったりしたものです。今回はホームステイ受け入れのお話です。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

国際交流の重要性を説いたフルブライト交流計画

裾野の広い「交流」があって始めて「理解」は広がります。
戦後、アメリカ議会の上院議員であったJ.ウイリアム.フルブライトが提唱した「フルブライト交流計画」は「次世代を担う若者が異文化との対話や交流をしてこそ、国際社会に真の平和が構築できる」という彼の信念に基づいたものでした。つまり、お互いが異文化を理解できていれば、戦争は起きなかったと考えたのです。

その後、計画には日本を含む世界約155ヶ国が参加しており、あらゆる職業分野のリーダーを育成するという大切な役割を果たしています。日米間においても、現在に至るまで多数の日本人がアメリカの高等教育機関に留学を実現してきました。

こうした政府レベルでの留学が先導する型で、「留学」及び「国際交流」は民間レベルに発展し、今ではごく普通に日本人が留学生としてアメリカで学ぶことができるようになりました。ここでの知識の吸収が後の日本の礎になったことは言うまでもありません。

そして今、日本は経済の発展を遂げましたが、これまでのような伸びは今後難しいとされ、経済の主役はこれまで発展途上国と言われていた国々に移ろうとしています。そのような状況にあって、日本に憧れを持ち、何かを吸収しようとしてくれている学生達がいる。なんと嬉しいことではないでしょうか? 

ホームステイという民間レベルでできる国際交流。小さなことに思えるかもしれませんが、この小さな種が今後の国際社会において花開く時が来るように思えます。


【お問合せ先】
株式会社JTB法人東京 事業開発部
JTB ホームステイ・ジャパン

TEL:03-5909-8055(月~金 10:00~17:00) 
FAX:03-5909-8052

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