出典:「World UNIVERSITIES Rankings」QS社 セミナー資料より
>>11位以降はこちらをご覧下さい
日本の大学がTOP10入りする可能性
日本の最高位は東京大学の17位で、以下京都大学25位、大阪大学46位と続きます。なかでも東京大学は前頁で掲載した世界のベスト10と比較しても、それほど遜色はないように思えます。PR (研究者の評価)では100ポイントを獲得していますし、SFR (教員数と学生数の比率)、CIT(教員一人あたりの被論文引用件数)も悪くはありません。ただし、INTF(外国人教員比率 )25ポイント、INTS(外国人学生比率)44ポイントと国際性を問う項目において、ベスト10入りしている大学との差が開いているのが分かります。つまり国際性の分野をより強化すれば、さらに上位を狙える状況にあると考えられます。
東京大学のアクションプラン
セミナーの内容から離れ、東京大学のホームページを見ると、ランキングとの関連性の有無はわかりませんが、上記の対策が既に施されているのが確認できます。東京大学は「世界の知の頂点を目指して」と題し、アクションプランを策定。そのなかで、「全世界、特にアジア、東欧からの優秀な留学生の獲得と、そのための戦略の構築・奨学金制度の充実、東大からの派遣留学制度の充実、国際学生宿舎の整備」を掲げており、国際的活動については特に力を注いでいるようです。
>>2020年には300万人のアジアの学生が留学する!?>>