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授業内容で差がつく■失敗しない学校選び(3ページ目)

海外の語学学校を選ぶ際に、HPやパンフレットからだけでは判りにくい、授業内容の違い。何がどう違のか、何を選ぶのが自分に合っているのか、その見分けるツボをご紹介します!

執筆者:すずき ゆき

同じ「一般英語」でも授業内容はこんなに違う!

留学 学校選び
クラス分けと科目別、先生の違いを押さえよう!
それでは、次に「一般英語」コースの授業内容の違いについてご紹介します。語学学校のHPやパンフレットでは、普通に「一般英語」と書かれていますが、実はその内容はさまざまなんです。どの語学学校も特に力を入れて差別化を図っている部分でもありますので、各学校によって千差万別とも言えますが、大別して以下の3つのパターンに分けられます。

1)同じクラス、同じ先生で学ぶ
「一般英語」の英語レベルが初級と中級の間の人がいるとします。この方が仮に「一般英語」のBクラスで学ぶことになったとすると、そのBクラスの生徒と先生が、1週間同じで授業を受けるスタイルです。この場合、クラスメイトとも仲良くなりやすいですし、先生も生徒の英語の短所を把握してもらいやすいというメリットがあります。

2)同じクラス、科目ごとに先生が違う
「一般英語」の中でリスニング/文法/スピーキング/ライティングなどに科目が分かれている授業を用意しているパターンです。この場合は、同じBクラスのメンバーで、科目ごとに先生が違うというパターンです。科目が分かれているため、自分の英語の弱点はどこか、把握することができるのがメリットです。また先生が違うことで、違うネイティブの英語を聞き分ける練習にもなります。

3)科目ごとにレベルが違う
「一般英語」の中で上記2)のようにリスニング/文法/スピーキング/ライティングなどに科目が分かれていて、なお且つ生徒のレベルも科目ごとに違うクラスを受講するパターンです。たとえば、リスニングと文法は中級レベルのCクラス、スピーキングとライティングはBクラス、というようにです。そのため、科目ごとに先生も違えば生徒も違うというスタイルで、自分の英語の弱点強化に最適なカリキュラムと言えそうです。

以上のように、同じ「一般英語」といっても、授業スタイルが違うことで、どんなカリキュラムを取り入れている学校が自分に向いているのか、その上で決めることができます。上記3つのスタイルを組み合わせている学校もありますので、詳しく各学校に聞いてみるといいでしょう。こうした細かいことは、HPではほとんどわかりませんし、パンフレットに記載している学校も少数派と言えます。ですので、いくつか候補の学校があがったら、全ての学校に「どんなクラス分けをしていますか?」「リスニング、スピーキングなど科目を分けていますか?」「先生はずっと同じですか?」などと聞いてみるとわかりやすく説明してもらえると思います。

いかがでしたでしょうか? 

かなり基礎的なことですが、なかなか比較検討しにくいことを中心にご紹介しました。
学校を選ぶ際に参考にしてみてください。

▼参考記事
『失敗なし!学校選びのためのチェックシート』
『一般英語って何?』
『クラスレベル数は、多い方がいい?少ない方がいい?』
『フルタイムとパートタイムはどっちがいい?』
『授業料はレッスン単位で明示される。授業時間のトータルをチェックしよう!』
『授業時間は長けりゃいい、というものでもない』
『英語初級レベルの人は、マンツーマンを上手く活用/短期でも英語力UPさせる方法』
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