国内で留学疑似体験!?

富士を見渡すホテル型施設。新幹線停車駅「新富士」から車で20分程度（送迎あり）

年齢を問わず、これから留学を考えている人の中には、不安な気持ちを抱いている人が少なくないと思います。現地の「生活習慣」や、「考え方」にすぐに馴染めるかどうか。また、学校や会社を辞めていくような場合は、思い切って辞めてしまった後で、海外でのスタイルが自分に合わないと気がついても、"もう決して後戻りはできない…"と、追い詰められた気持ちでいる人も多いようです。

それでは、もし、国内にいながらにして、海外留学そっくりそのままを疑似体験できるとしたらどうでしょうか？ 疑似体験といっても、テレビやネット上の話ではありません。

静岡県の富士市にある、合宿制英会話学校ランゲッジ・ヴィレッジでは、１つのホテルとその周辺のエリアを外国に見立て、365日英語だけで生活する空間を作っているのです。

お試し留学からスタート！

食堂前のロビー。授業以外の時間はここでネイティブ講師と過ごすことができる。

まずは、留学を本格的に計画する前の「お試し留学」としてこのランゲッジ・ビレッジを活用する場合を考えてみましょう。

「留学の疑似体験をするためには1週間程度の滞在をお勧めしますが、週末の1泊2日だけでも、雰囲気を感じてもらえると思います」と、ランゲッジ・ヴィレッジの発案者であり、オーナーである秋山さんはおっしゃいます。ご自身の留学体験をもとに、本当の意味で使える英語をマスターできる施設を日本国内に作ることが夢だったそうです。

夢が実現して今年で4年。今では画期的なシステムとして認知され、新聞やテレビなどの取材もきているそうです。

「ここでは午前、午後3レッスンずつのレベル別授業があり、その他の時間は、英語ネイティブの講師と、食事をしたり、遊んだり、映画を見たりして過ごします。ホームステイと語学学校が一緒になった大きな寮のようなイメージです。」

都会で受ける1コマ単位の授業とは異なり、講師とともに一定の時間を共有することで、言葉だけではない、生活文化の違いに触れることができるのだといいます。

次のページでは、ランゲッジ・ヴィレッジでの学習スタイルを紹介します！