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アイルランド留学が人気の訳(2ページ目)

今年からワーキングホリデーがスタートし、注目を集めているアイルランド。実は、留学関係者や留学経験者から人気の高い留学先なのです。そんな通が好む、アイルランド留学ならではの魅力をご紹介します。

執筆者:すずき ゆき

人気の留学先は首都ダブリン。おすすめはコーク

アイルランド
留学先人気ナンバーワンのダブリン。美しい色彩のドアや看板の多い街並み
アイルランドの首都、ダブリンは人口の約50万人(アイルランド全人口は約390万人/2005年)が集中している政治・経済・文化の中心です。語学学校も多いことから、留学生が一番多く滞在している町で、次いで西海岸の中心となる港町、ゴールウェイが人気です。

アイルランド政府観光庁の浅野さんによると、
「ダブリンは『世界一大きな村』と言われることもあるほど。ほどよく都会でありながら、どこかのんびりとした素朴さがあるので、特に留学生にとってはとても住みやすい町だと思います。

一方、太平洋に面したゴールウェイは、観光地に近いという魅力の他に、町の雰囲気も港町でこじんまりとしており、カラフルな町並み、白鳥が群れる川、伝統の指輪「クラダーリング」発祥の村、クラダー(アイルランドで誓いのリングとして用いられるクラダーリング。以前、SMAPの木村拓哉さんも身に付けていたことで話題になりました!)など様々な魅力があります。シーフードも美味しいですよ。

首都ダブリン以外では、おすすめの地方都市の一つとしてコークが挙げられます。以前留学エージェントのスタッフの方々をお連れした時に、町のサイズや雰囲気など、ダブリンやゴールウェイよりもコークは暮らしやすそうとの感想が多く聞かれました。

アイルランド
こじんまりとした街、少し足を延ばせば雄大な自然が広がるおすすめのコーク
ダブリンはある意味でやはり日本の東京、ゴールウェイはこ洒落ているけど、町の規模が小さすぎる......。その点南東部に位置するコークは、町の大きさも程よく(人口はダブリンに次いで2番目に多い15万人)、観光地も近いという地の利がある上、物価もダブリンより安いのが魅力です。町の中心にイングリッシュ・マーケットと呼ばれる市民の市場があり、新鮮な魚介類、肉、野菜、乳製品などなど、安く手に入るのです。留学エージェントのスタッフの方々は、さすがに家庭用品もチェックしたようで、ダブリンよりも確実に安かった…とおっしゃっていました。」

■アイルランドの都市情報が詳しくわかるサイト
──SPACEALC留学 「アイルランド都市別ガイド」
──アイルランド留学クラブ学 「アイルランドの語学学校のまる町の紹介」
──マイナビ留学 「カウンセラー視察レポート」

アイルランド留学は安い!

気になる留学費用ですが、アイルランドはイギリスに比べ留学費用が安いと言われていますが、実際のところどうなのでしょう。語学学校の授業料・滞在費をイギリスと比較してみると以下のようになります。

■イギリスはロンドンの中心地、アイルランドはダブリンの中心地で、一般英語コース(週20時間の場合)で標準的な授業料の学校を5校チョイスし、その平均値を比較。
■ホームステイは語学学校提携のステイ先で、相部屋/1週間14食の場合を比較。
※留学エージェントを通じて手配した場合、下記の費用の他に別途現地サポートやサービス料などが必要となる場合があります。
授業料比較
 



為替により若干異なるとは思いますが、1ヶ月あたり8万円前後、ダブリンの語学学校のほうが安いようです。ちなみに、イギリスでもロンドンを離れ地方都市にいくほど授業料が安くなる傾向があり、その場合はアイルランドとの差はあまりないと言っていいでしょう。

次のページでは「アイルランドの生活費は?」「おすすめアイルランド語学学校」をご紹介します。
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