奨学金とは、すぐれた学術や研究をしている人を対象に成績優秀な人に与えられる学資金ですが、日本では国や地域、また各大学などが学生を対象に用意している奨学金が一般的に広く知られているものでしょう。特待生として授業料免除であったり、一部免除などありますが、返済義務があるものも多いのが日本の奨学金の特徴です。

日本でも留学生を対象に奨学金制度を設けている地域や機関もあります。また、アメリカの場合は返済義務のない奨学金(scholorship)を用意している大学も多く、留学生を対象としている奨学金制度も少なくありません。奨学金を検討している人は、海外の大学を視野に入れてみるのもいいでしょう。過去の成績や実績が考慮され、競争率も高くハードルは決して低くはありませんが、挑戦してみる価値はありそうです。

また、現在学生であることを条件に寄与されることの多い奨学金ですが、近年は国際的なビジネス人の育成を目的として、社会人を対象としているものが増えてきています。現在の仕事の内容や、今後の国際社会への取り組みの姿勢などを見て判断してもらえます。

そこで今回は、社会人の応募が可能で、返済が不要な奨学金、この春までの締め切りのものをご紹介します。

国や地域の活動に貢献していく、奨学金・特待生制度

 

アメリカの大学が用意している留学生サポートプログラム

 

民間機関の国際人育成プログラム

 



国や地域の活動に貢献していく、奨学金・特待生制度


国や各都道府県の機関、公益団体が募集している奨学生・特待生は、活動を通じてその地域や機関に貢献していく役割を担っていくことになります。現地で学んだり、活動に参加するのに支障のない英語力が問われることはもちろん、参加後のご自身の活躍や貢献度も期待されます。

■内閣府が主催する、20日間の国際交流の体験!
国際青年育成交流事業(青年海外派遣)

奨学金とは少し違いますが、国が主催する活動の中でも社会人参加が可能で広く募集されているものをご紹介します。皇太子殿下のご成婚を記念して、平成6年からスタートした「国際青年育成交流」事業です。ボランティア活動、伝統文化などを共同体験し、海外の青年と交流する活動です。今年はバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、カンボジア、ヨルダン、ミャンマー、メキシコの各国(バルト三国の場合は3か国)にそれぞれ12人の日本青年を20日間程度派遣します。

【推薦対象者(東京都の場合)】
(1)年齢 18歳以上30歳以下(昭和51年4月2日~平成元年4月1日までに出生)の者
(2)在住 この事業を申し込む時点で東京都に住民票があること。
(3)語学力 訪問国における活動を円滑に行うことができる英語力を有する者(韓国、中国親善交流事業は除く)
【応募書類】第一次選考は、申込書など必要書類の他、1200文字以内の作文の提出が必要です。テーマは?「事業の活動の中で何をしたいか」?「帰国後その経験をどのように生かすか」という点を中心に作成とのこと。
【期間】平成19年9月。事前研修期間あり。
【締め切り】3月16日(金)の当日消印有効。各都道府県の青少年対策主管課又は全国的青少年団体等へ郵送
>>>>各都道府県の応募先一覧

詳しい募集要項は、下記サイトにて。
東京都教育委員会 生涯学習スポーツ部
各都道府県の応募先一覧

■社会・人文科学、太平洋地域の政治・経済、および教育の分野の研究をサポート
フルブライト奨学金

米国と相手国が参加している二国間教育交流プログラムで、人物の交流を通して参加二ヶ国相互の理解を促進することを目的としている奨学金です。日本と米国間のフルブライト・プログラムは、日米教育委員会が実施しています。日本のフルブライト奨学生は、アメリカで各自の学術活動を行ないながら、その国の歴史や文化を学び、大学やその地域の活動に参加することにより、なるべく多くの人々と接するよう望まれます。奨学金の対象となるのは社会・人文科学分野で、特に?米国の研究 ?太平洋地域の政治・経済関係 ?現代社会の諸問題 ?教育の4つの分野を奨励しています。

現在、以下の4つのプログラムで奨学生の募集が行われています。
・大学院留学プログラム
・大学院博士論文研究プログラム
・研究員プログラム
・ジャーナリストプログラム

それぞれのプログラムにより、対象者や募集要項が異なります。詳細はコチラで確認できます。

次のページはアメリカの大学が用意している留学生サポートプログラム