第一期生は、現在5ヵ月目。ナマの声を聞いてみました!
研修5ヵ月目の村田ひろみさん。キャンパスライフを楽しんでいます |
2005年1月、株式会社フルキャストテクノロジーの「バイリンガルエンジニア養成」プログラムの第一期研修生としてオーストラリアへ出発した村田ひろみさん。
大学卒業後、銀行に1年4ヵ月勤めたのち、退職してワーキングホリデーでオーストラリアへ(初海外)。ほとんどの滞在期間をフルーツピッキング(果物狩り)などのアルバイトをして過ごしたそう。帰国後、データ入力の会社に勤務。その後、語学力取得のために、カナダのバンクーバーへ8ヵ月語学留学。帰国後派遣会社で勤務するが、正社員としての就職先を探し始める。「英語が使える職場」という希望で探したが、経験や能力(英語力)が不足していたため、不採用が続いたそう(11ヵ月ほど就職活動を続けるが不採用)。そんな折、現在のプログラムを見つけ、英語もブラッシュアップでき新しい技術も身につき、しかも帰国後の就職まで決まっているこのプログラムに魅力を感じ、参加を決意した村田さん。現在滞在5ヵ月目。今の心境を教えてもらいました。
── 授業はどうですか?
「とにかく専門用語が多くて大変です。最初の授業は、先生が何を言っているのか全く理解できず、ポカンとしてしまいました。今では、なんとか授業で何をしているのかが分かる程度には、知識も身につきました。
最初の学期は、特別授業だったので朝から夕方まで授業があり、先生も学生もみんな必死でしたよ。ラボ(実習)の課題が終わらず、夜中の3時ごろまでラボでパソコンに向かっていたこともあるくらいです。」
── いつ頃から、授業の内容がわかるようになってきましたか?
最初は苦労した専門用語の多い授業も、今では楽しめるまでになったと、村田ひろみさん |
「3ヵ月ぐらい過ぎた頃でしょうか。今では授業の内容も理解できるようになって、新しいことを学ぶのが楽しくなってきた、という過程にいます。この間は自分でパソコンの回路を組み立てました。オフィスのソフトくらいしか使えなかった私が、自分で組み立てた回路を使い、毎日課題に取り組んでいるんです! 初日のポカンと口をあけているしかなかった自分と比べると、我ながらスゴイと思います(笑)。」
── どうしてこのプログラムを選んだのですか?
「オーストラリアでのワーホリ、カナダでの8ヵ月の語学研修を経て、帰国した私を待ち受けていたのは厳しい就職と言う現実でした。英語を使える職場ということで旅行会社を中心に就職活動をしましたが、『経験がない』『資格がない』『英語力が中途半端』と、なかなか採用が決まらず、現実の厳しさを噛み締めていました。そんな時にこの研修システムを知ったのです。
何の専門性もない私にとって、新しい技術が身につけられ、英語力も同時に磨けること、文系出身のための特別プログラムであること、そして何より研修後の就職先が決まっていることに魅力を感じ、挑戦してみることにしました!」
── 滞在先はどんなところですか?
「会社が用意してくれた寮に住んでいます。寮は8人(男女各4人ずつ)の共同生活で、キッチン、バス、トイレも共同です。朝や夕方など、キッチンやトイレの争奪戦がありますが、最近は、お互いの行動パターンが読めてきたので少しずつペースがつかめるようになって来たかな(笑)。オーストラリア、メキシコ、ブラジル、台湾、韓国と国籍もバラエティ豊かで、みんなで各国料理を作って交換したりしています。日本食として、肉じゃがと寿司を作って振舞ったときは大好評でした。」
男女8人の学生が暮らす寮 |
── 休日はどんな風に過ごしてますか?
「水の都と呼ばれているブリスベンらしい風景が楽しめるサウスバンク。この川沿いを散歩するのが好きです。今まで余暇らしい時間がなかったので、これから色々と挑戦したいと思っています。これから夕方からヨガのクラスを受講する予定です。タップダンスも習いたいし、色々なところへ旅行にも行きたいです。イースター休暇を使って旅行してみる予定です。」
── 将来の夢は?
「コース終了後に、新しい知識を身につけたバイリンガルエンジニアになっている自分を想像するとワクワクします。
海外からの受注ややり取りができ、今学んでいることのすべてを活用して、新たなキャリアを築いていきたいと思います。」
── 後輩へのアドバイスをお願いします。
「文系の人でも頑張り次第で技術は身につきます。英語力も毎日英語の授業を受けることによって格段にアップします。専門知識が全くない自分でも、どうにか授業についていけているので、興味のある人は、未経験者でもどんどん挑戦してみるべき! 勉強は確かに大変ですが、やればやっただけ、技術と知識が自分のものになります。あきらめないで欲しいです。」
グリフィス大学には、現在114カ国5500名の留学生が学んでいる |
プログラム終了まであと5ヵ月。帰国後、株式会社フルキャストテクノロジーでバイリンガルエンジニアとしてバリバリ働いている姿が目に浮かびます。
第二期生の出発は2007年1月。現在募集をスタートしたばかりです。
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