今、人気急上昇! 児童英語教師という仕事
児童英語教師として活躍中の扇谷さん。(体験談3P目)英語だけでなく、子供とのコミュニケーション能力が必要 |
国際化が進む中で、早い時期から子供に英語を習得させたいと思うご両親はとても多くなってきています。私自身、遅くに英語の勉強を始めて、かなり苦労してお金も使っているので、子供ができたら絶対早くから英語を学ばせたいと思っています!
加えて、小学校の英語必須化への動きもあり、ますます必要性は高まっていますよね。多くの英会話スクールでは子供クラスを続々とオープンさせて、かなり好調のようです。そのため、当然子供に英語を教える「児童英語教師」というお仕事のニーズが高まってきている訳です。
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児童英語教師に、資格は必要なし!
児童英語教師になるために、特に必須の資格は必要ありません。
「子供が好きで、子供に英語を教えられる知識と技術があれば大丈夫です。子供に英語を教える技術は養成講座などで学べますし、就職する英会話教室によっては研修も受けられます。また、企業によるフランチャイズの教室をご自身で開く場合は、未経験でも開校できるよう研修制度が整っています。生徒さえ集まれば、個人で教室を開いたり家庭教師を始める事も可能です」とは、現在狭山中央アカデミー代表で英語教師の養成に従事してきたベテランの浜松健二先生。
実際にフランチャイズの教室を開校する場合、英検2級以上、準1級以上、TOEIC700点以上といった条件が一般的との事。またさらに留学経験を求められる事も多く、留学経験を活かして転職したい人にとっては目指しやすい職業の一つでもあります。
どんな人材が向いている?
カナダ、オーストラリアで児童英語教師プログラムが豊富。写真はカナダのバンクーバーのKing George International の授業College |
当然、子供も英語も好きでなくては務まらない仕事ですが、どんな人材が向いているのでしょうか? 前述の浜松先生はこんなアドバイスをしてくれました。
「子供は体を動かすのが大好きです。机上の勉強だけでなく、子供と一緒に体を動かしながら生きた英語を身につけてもらいたいもの。歌を歌ったり、ダンスをしたり、教師も体力が必要です。あとは、好奇心旺盛で創意工夫ができる人は向いているでしょう」
実際、浜松先生はパントマイムのサークルに入ったり、ヒップホップや腹話術の講座に通い、それをレッスンにも取り入れたそうです。
「同じ内容を教えても、自分らしさが大切です。絵が得意な人は絵を、ダンスが得意な人はダンスをレッスンに取り入れる。個性豊かな先生でなければ子供たちを惹きつける事はできません。児童英語教師を目指す方は英語力をあげるだけでなく、得意なものを見つけて個性を磨いてほしいですね。」