公式プログラムだけでなく、自主活動も盛ん |
また、今回の船の出発前に起きた『スマトラ島沖地震および津波』のための支援金を集める活動も、とても意義のある思い出深い活動でした。なぜなら、被害に遭った国の中には以前の『世界青年の船』の参加国もあり、船上でもできることをやろうと自発的に企画したもので、多くの人の協力を得ることができたからです。オリジナルのポストカードを1枚100円で寄付金を集めたり、バレンタインチョコと連動したりして寄付金を集める企画や、音楽やダンスなどのパフォーマンスによるもの、各国からのお土産や衣装などのオークション企画など、さまざまなアイディアで活動を行うことができました」(村本さん)
寄港地の暖かいもてなしに感激! |
「フィジーでは、2-3グループごとに『村』と呼ばれるコミュニティーを訪問したのですが、とても暖かい歓迎を受けました。『カバ』という飲み物を伝統的な儀式でいただいたり、『ロボ』という伝統料理の調理を見学し、一緒に味わったりしました。また、村の中を見学させてもらい、子どもたちと広い庭でボールで遊ぶ参加青年もいたり、ダンスを一緒に踊ったり歌を歌ったりもしました。とにかく、村の人たちと子どもたちの笑顔が忘れられません。また、ニュージーランドでは学校を訪問しました。わたしたちのグループが訪問した学校は、かなり自由なカリキュラムで運営されている私立の学校でした。中学生くらいの生徒の授業に参加させてもらう形で生徒との交流がありました」(村本さん)