今年は「地球大交流」をコンセプトに掲げる愛知万博(愛・地球博)の開催をはじめ、「日韓友情年2005」「日・中米交流年」「日露修好150周年」「日・EU市民交流年」「日本におけるドイツ年」など、国際親善行事が目白押し。多くの外国人旅行者が日本を訪れることが予想されており、ホストファミリーの募集も各地で盛んに行われています。この機会に、家庭を舞台に異文化交流してみませんか?
訪日旅行の動機は、「日本人の生活の見聞・体験」がトップ!
海外に出かける日本人旅行者の間で、交流・体験型旅行がポピュラーになっているように、草の根交流や生活体験を目的に日本を訪れる外国人も、年々増える傾向にあります。国際観光振興機構(JNTO)から発表された「訪日外国人旅行者調査2003-2004」に、興味深い結果が表れていましたので、ご紹介してみましょう。
【訪日外国人旅行者調査2003-2004概要】
調査対象: 全国主要6空港から出国する間際の滞在期間が2日~6カ月以内の外国人旅行者
実施期間: 2003年11-12月、2004年2月
回答数: 4829人
日本への旅行の動機のトップは、「日本人の生活の見聞・体験(25.6%)」。以下、「日本食(22.4%)」「買い物(19.6%)」という順になっています。観光・休暇目的で訪れた人だけに絞ってみると、「日本人の生活の見聞・体験(32.1%)」「買い物(31.9%)」に、「日本訪問への憧れ(29.2%)」が続いています。「よそいきの日本ではなく、ふだん着の日本を見たい」という思いが感じられますね。