第14課(2006年7月3日放送分)
今日は年齢を尋ねるフレーズを勉強しました。
中国では、日本以上に目上の人に対する礼儀を大切にします。中国語には、日本語のような細かい尊敬語・謙譲語はありませんが、目上の方に対する言葉遣いや呼び方については、礼を尽くした表現を使います。
とはいえ、【目上の人】【自分の友達・同年代】【小さい子供】に対する使い分けですから難しくはありません。気楽に覚えていきましょう。
■復習チェックシート
●今日のフレーズを中国語で言ってみましょう。
「今年でおいくつになりますか?」→答えと発音をココでチェック!
●目上の人・同年代・子供に対する尋ね方をそれぞれ覚えましたか?
今日のフレーズは、目上の人に対する尋ね方でしたね。
同年代は…【{イ尓}今年多大?】[Ni3 jin1nian2 duo1da4]
子供に対しては…【{イ尓}今年幾{山/夕}?】[Ni3 jin1nian2 ji3sui4]
●前田知恵さんの手元に気づきましたか?
年代によって質問の言葉を使い分ける勉強の時に、前田知恵さんがおばあさんから子供までを演じ分けていましたね。
おばあさんで「76歳だよ」と答えた時、手元で「6」を作っていたことにお気づきですか?
中国の数字ジェスチャーのやり方は【中国式で数字を数えてみよう!】でご紹介しています。
●辞書も使ってみましょう!
谷原さんが積極的に電子辞書を使って中国語会話に挑戦していましたね。
電子辞書は、会話の合間にもスピーディーに使えて便利ですね。
まずは辞書の基本的な使い方を覚えてから、電子辞書にもトライしてみてください!中国語辞書・電子辞書関係のリンクをどうぞ!
●今日習った発音【e音の変化】について
【e】音は、母音単独で発音される時は「ウとアの中間のような中国語独特の音」なのですが、子音とセットになることによって「エ」に近い音、「ア」に近い音にも変化することを勉強しました。23ページの発音例を、黄鶴さんのお手本を聞きながら、一緒に練習してみましょう。
ピンインの読み方に迷ったら【アルクの発音塾】をチェックにどうぞ。
●今日の新語・造語についてのおまけ
今日習った言葉は【炒股】[chao3gu3]、株を売買することですね。
【炒】は株取引だけでなく、土地を転がす時にも使われます。【炒】にはなんとなく、マネーゲーム的なニュアンスを感じます。
でも【炒飯】[chao3fan4]は、ご飯を転がす…ではなくてチャーハンです!
【股】=「株」というのも、日本人にとっては奇妙な感じですね。
「株】=【股】ですが、では、日本語で言うところの「股(また)」を中国語で言うとどうなるかというと【胯】[kua4]になります。
他に体の部分で【股】を探すと【屁股】[pi4gu]があります。これは、「お尻」のかなりラフな言い方ですので、使う場面を選んだほうがよいでしょう。普通に「お尻」と言いたい時は【臀部】[tun2bu4]のほうが無難かもしれません。
●今日の授業内容に関連するAllAbout内おすすめ記事
元気そうなおばあちゃんを見て、自分の親やおじいちゃん、おばあちゃんのことを思い出した人、あるいは自分がその世代に近い…と感じた人は【AllAboutシニアライフ】をどうぞ。
株取引に興味が出た人、あるいは中国株に注目している人は【AllAbout中国株】で情報収集はいかがですか?
●NHK中国語関連書籍やDVD、CDなども復習に利用しましょう!
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