丸暗記して、暗誦してみよう
まずは、お手持ちのテキストの本文を丸暗記してみましょう。
独学者の方なら、NHKラジオ講座の本文が分量的にも内容的にもちょうどよいと思います。丸暗記すればそのまま使える実用的なものばかりです。
会話文であっても、登場人物の会話を全部1人で暗誦してみましょう。会話の受け答えのパターンが、体に叩き込まれます。
誰か学習仲間がいるなら、登場人物を分けてやっても楽しいですね。その場合は、必ず役割を交代しても挑戦してみてください。
丸暗記から暗誦へと発展させる学習方法
暗誦しようとする音声教材を聞く、聞き込む
↓
音声にあわせて口だけを動かす
↓
音声の後について声に出して発音する
↓
音声と同時に声を出してみる
この過程を繰り返し、体の中に文章が叩き込まれたと思ったら音声を止め、自分だけで覚えたものを言ってみましょう。
全部スラスラと言えるようになれば、もう、そのフレーズは全部あなたのものです。最初の一言を口にすれば、記憶から口から中国語が数珠繋ぎになって飛び出すようになれば、最高です!
暗誦を重ねた後で中国旅行に出かけてみてください。機内で、観光地で、お店で、あなたが丸暗記した通り、暗誦したのとそっくりなフレーズにたくさん出会えることでしょう。
そして、きっとあなたは条件反射的に中国語で返事ができるのです。
もしかしたら中国人に間違われるかも?!
暗誦はなかなか大変な勉強方法ですが、会話力を飛躍的に上げてくれますので、苦労した以上のリターンが得られると思いますよ。
ぜひお試しください!