資格試験を目指すなら避けて通れない文法学習
中国語は「発音が難しい」と言われる反面、漢字を使う言語なので「文を見ただけで何となくわかる」というメリットがあります。それだけに、きちんと文法を理解していなくても、中国語の文章を字面だけ見て推理と想像でなんとなく解ったような気分がします。
それは、中国語の文章に対して「親しみやすい・とっつきやすい」というプラスのイメージをもたらしてくれる半面、文法学習を軽視してしまう危険性もはらんでいるのです。
会話に必要なフレーズを覚え、時には筆談や身振り手振りを加えて中国の人とコミュニケーションが取れるようになった人でも、いざ資格試験に挑戦してみるとそう簡単に合格はできません。
親しみやすい漢字の文章でも、中国語は外国語です。
資格試験に挑戦するために、そして、会話の幅を広げるためにも、文法学習 はとても大切です。
中国語検定2級・HSK8級を目指す人におすすめの文法書
●CD付き中国語の文法ポイント整理
著:本間史
体裁:単行本137p
サイズ(cm): 26
出版社: アルク
ISBN: 4757408757
※画像をクリックすると購入できます。
この文法書は28課に分かれていますので、1日に1課ずつ勉強するとちょうど4週間で学習を終えることができるようになっています。
学習ペースが作りやすいため、特に資格試験を目指される人は取り組みやすいでしょう。
次のページで具体的な利用方法のヒントをご紹介します。