中日辞典は、大切なパートナー、コーチ役として欠かせない相棒です。これから辞書を買おうと思っているけど、どんなのがいいかな?と迷っている人のために、ここでは自分にぴったりの中日辞典の選び方について考えてみましょう。
「ピンインとは何か?」がわかった人は、もう中日辞典を買っても大丈夫です。中国語を覚えたての頃は、身の回りの漢字、人名や地名や、中華料理の名前など、中国語でなんて読むのか、どんな意味があるのか、好奇心のおもむくまま調べまわってみたい気分になりますよね?
その勢いに乗って、ぜひ中国語世界へドーン!と飛び込んでみてください。
※「ピンインとは何か?」がわからない方は今日からはじめる中国語!をご覧ください。
はじめての辞書は、【引きやすさ】最優先で選ぼう!
●中日辞典はどう引く?
引き方は、大きくわけて2通りです。
1.ピンインで引く
2.部首索引で引く
ピンインで引くのはとっても簡単。英語の辞書と同じ、アルファベットをたどるだけです。ピンインを間違っていない限りは、お目当ての漢字にすぐたどり着けるはずです。
けれど、辞書を引くときにピンインがわかっていることは、そんなにありません。大抵は読み方すらわからない、だから調べよう、となります。ですから部首索引を使って辞書を引く機会のほうが圧倒的に多いと思います。
●部首索引を使ってどう引く?
部首索引を利用した引き方は3ステップです。
1.部首の画数を調べる
2.画数を参考に目的の部首を見つけ、該当ページへ
3.画数を参考に目的の漢字を見つけ、該当ページへ
3の段階で該当ページと一緒にピンインも載っている辞書もあります。人名や地名など、とりあえずピンインだけサッと調べたい!という時には、このタイプの辞書はとても便利です。
※ただし、ピンインを掲載している分スペースが取られるので、辞書自体のページ数も多くなる傾向がありますが…。
中日辞典に慣れていないうちは、なかなか目的の漢字までたどり着けない、ということもよくおきます。
次のページでは、その原因を考えつつ、引きやすい辞書について具体的に考えてみましょう。