【筆談はどうする?】
同じ漢字の国どうし、筆談は十分可能です。ですが、全く中国語の知識がないまま、筆談だけで一人旅(あるいは個人旅行)を乗り切るのは難しいかもしれません。中国語会話の本を参考にしつつ、筆談をするとスムーズに意志の疎通が図れます。適当に漢字を並べただけでは通じないことが多々あります。
一人旅の人はあらかじめ筆談用のフォーマットを作っておくと便利です。
ファンキー末吉式筆談術もぜひ参考にしてください。
【旅行会話集を使おう】
巷には旅行会話の本がたくさんあります。
目的別に工夫した編集がされているものも多く、中国語ができない人向けに、筆談用やイラストを指さしてコミュニケーションを取る形式のものなどもあります。
書店でいろいろ手にとって見れば、自分のニーズにぴったり合ったものが探せることでしょう。
1つ気になるのが、巷の中国語旅行会話の本のほとんどが、カタカナだけで読みがなを振っていることです。
たいてい、本の冒頭に中国語の発音について説明がされてはいますが、よみがながカタカナだけでは、なかなか発音についてイメージしづらいと思います。けれど、アルファベットの発音記号=ピンインを見ると、発音をイメージする時の大きな助けになります。
ましてや中国語を少しでも勉強したことのある人でしたら、ピンインが振られていないものは非常に使いづらいことでしょう。
そこで、ピンインつきの旅行会話集をご紹介しましょう。
●旅の中国語/昭文社
中国語文にはピンインとカタカナの読みがなのほかに、英語も入っている親切な構成です。また、シチュエーションごとの「モデル会話」がとても便利です。
会話に必要な言葉を覚えていても、いざ実践の会話になったときに、相手の言っていることがわからなくて慌てることがあります。そんな時のために、このモデル会話を参考にしてシミュレーションしておきましょう。
こちらで購入できます。
次のページでも旅行会話集を紹介しています。