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麦の風味がたっぷり! 全粒粉を使ったヘルシーパスタ

材料は全粒粉とデュラムセモリナ粉、卵に塩とオリーブオイル。これだけでおいしいパスタができますよ。お休みの日には家族そろって手づくりパスタを楽しんでみませんか!

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

 

全粒粉とは外皮を取った小麦を丸ごと挽いたもので、白く精製された小麦粉よりも、食物繊維や、ビタミン、ミネラル、麦の風味がたっぷり含まれた粉です。
このヘルシーな全粒粉だけでもパスタを作ることはできますが、ボソボソした食感は、少しとっつきにくいと思います。
そこで、全粒粉とデュラムセモリナ粉を半々に混ぜ合わせた、エッグパスタを作りました。
この巾広パスタは、フェトチーネ(Fettuccine)とか、タリアテーレ(Tagliatelle)と呼ばれています。右の写真のように「きしめん風のお蕎麦」みたいですが、これがまたなかなか味わい深く、思わず「ボ~ノ」と叫んでしまいそうです。
今回はこのフェトチーネに、ツナや野菜とチーズを飾ってオーブンで焼き上げ、イタリア人もびっくりするような美味しいパスタに仕上げましたよ!
お休みの日には、どうぞ家族揃ってパスタづくりをお楽しみください。

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フェトチーネ4人分の材料:全粒粉150g、デュラムセモリナ粉150g、卵3個、オリーブオイル大サジ2、塩小サジ1。   1・全粒粉、デュラムセモリナ粉は合わせてふるっておきます。
     
 
2・ボールに粉を入れ真ん中に卵を入れ溶きほぐすようにして粉と混ぜ合わせます。軽く混ざったところへオリーブオイル、塩を加えて全体を均等に、まんべんなく混ぜ合わせます。   3・生地が一つにまとまるように、親指の付け根に体重をかけながら、約10分間よく捏ねます。
     
 
4・よく捏ねた生地は弾力があります。   5・生地にラップをかけ、常温で1時間ほどねかせます。
     
 
6・1時間ほどねかせた生地を4等分します。  

7・切り口を中に包み込み、小判形に丸めます。

     
 
8・パスタマシーンを2ミリ厚にセットして、生地を伸ばします。伸ばした生地どうしがくっつかないように注意しましょう。   9・薄く伸ばした生地を、今度はフェトチーネ巾に設定して、もう一度パスタマシンに通します。ここでもくっつかないように打ち粉をします。約10ミリ巾のパスタができあがります。

パスタマシンを使えば簡単にできますが、なくても大丈夫ですよ!
パスタマシーンを使わない麺の伸ばし方:
1・生地をねかした後、4等分に分け、丸めた生地を手の平で押さえて小判型にします。
2・めん棒を使って上下左右に伸ばしていきます。くっつきやすいので打ち粉を振りながら25~30cm位の長さにまで伸ばします。
3・生地の表面に打ち粉をして端から軽く丸めます。筒状になったら包丁で6~10mm巾に切り分けます。
4・切り分けたらすぐに、打ち粉をして麺をほぐしておきます。


★生めんは、くっつきやすいので打ち粉をしますが、あまり多いと粉っぽくなります。
又、茹でるときは打ち粉をよく払ってから沸騰したお湯にいれて下さい。

手打ちパスタは、色々なカラーパスタも楽しめますよ!
トマト、赤ピーマン、ほうれん草、イカスミ、ココアなどを細かく砕いてすりつぶして混ぜ合わせ、良く練り込みます。水分の多いものは、粉の量を少し増やして下さい。
お子様にも喜ばれるカラーパスタもぜひお試し下さい!

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(C)Aug.2002 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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