手軽に楽しめる「おもち」コース!
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洗って水切りをした“もち米”を、パンケースに入れるだけでOK!これは手軽です。 |
もうひとつのお楽しみ「もちコース」にも挑戦です。まずはもち米を洗い、ざるに上げて30分ほど水を切ります。パンケースに、めん・もち専用の羽根をセットし、もち米を入れたら、あとはスタートボタンを押すだけです。先の特徴説明でもご紹介したように、もち米を蒸す工程が無いため、準備に手間がかから無いのがうれしい点。もち米が炊き上がるまでは、約50分。時々「グワン」と、羽根が回る音がしますが、これはもち米を攪拌している音とのこと。特にうるさいということはありませんでした。
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“つき”の工程。もち米がゴンゴンと振り回され、まとまりだしています。 |
50分経過したところで「ピッピッ」という音が鳴ります。この音がしたら、ふたを開け、再びスタートボタンを押します。するといよいよ“つく”工程に入ります。ちなみに、もし側に居られず、ふたを開けられなくても大丈夫。ふたを閉めたまま30分経過すると、自動的に“つき”の工程がスタートするそうです。しかし、ふたが閉まったままだと、もちが柔らかくなるとのことですので、水加減などで調整すると良いかもしれませんね。
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ケースから出したぱかりのおもち。キメ細かで実に柔らかな仕上がりでした! |
つきたての「おもち」は、実に柔らかくて気持のよい手触りです。しかし、ケースから出すのは慣れていないとやや大変。手を水で濡らして、くっつかないようにゆっくり出していきましょう。粉をまいた台の上に出し、好みの形に成型すればOK。お子さんと一緒にするのも楽しい工程です。
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つきたての「おもち」を丸めたところ。今回は、あんこを絡めて食べました! |
今回は、ガイド愛用の「電気圧力なべ」で小豆を煮ておき、あんこと絡めて頂きました。つきたての「おもち」は手で丸めただけなので、ちょっと見栄えは悪いのですが、味の方は申し分なし。のびも良く、しっとりと滑らかな舌触りとのどごしの良さで、何個でも食べてしまえそうでした。
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おもちをついた後のパンケース。羽根は少々お手入れが困難!水に浸けておくことを忘れずに。 |
所要時間は60分。米の水切り時間30分を含めても90分で全工程が終了します。これだけ手軽にできるなら、お正月だけでなく日々のおやつやご飯がわりに、もっとおもちを食べても良いかな?と思えたガイドでした。ただし、パンの時と違い、おもちを作った後は羽根のお手入れが少々大変。すぐに水に浸けておくことをお勧めします。
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ベーカリーは、材料をセットすれば自動で食パンが焼けるのがメインの機能ですが、途中でひと手間かけることで、メロンパンや具入りの食パンができたり、生地を手で成型すれば、ロールパンやクロワッサンなどもできます。『食』への不安が募る昨今、材料から調達でき、安心でおいしいパンを楽しめるベーカリーは、まさに時代のニーズにマッチしている
“旬な家電”ではないでしょうか?
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食パン以外の、デニッシュパン・調理パンなどいろいろ試しています!
■商品データ
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Panasonic【SD-BM101】 |
- 商品名:1斤タイプ 自動ホームベーカリー【SD-BM101】
- 市場参考価格:約25,000円前後
- サイズ:幅241×奥行304×高さ322mm