いつも、掃除機に新風を吹き込んでくれるdysonですが、今回も“新しい掃除機の形”を提案しています。このようなタテ型スタイルは、本体をコロコロ転がすキャニスターに対し、本体とヘッドが一体となっているスティック型に分類されますが、dysonのサイトでは「アップライト」というジャンルとして掲載されています。
実機を目の当たりにすると、芝刈り機のようなイメージでややゴツイ印象。実は、ガイド宅にホームステイ中、何度か男性の業者さんが出入りしたのですが、誰もが「コレなんですか?」と興味深々。男心がそそられるデザインが目を惹く、dysonらしい掃除機です。それでは使用感のご報告です。
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手首の返しで自在に動く新しい感覚!
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基本は片手で操作可能。前後左右と、手首の返しで自在に動くのが新感覚! |
まずは、新発想のデザインから。ひときわ目立つ、ヘッドとボディのジョイント部にある黄色い球体、コレが新発想の鍵。この球を軸にコロコロと転がることで、縦横斜めと自在に動くため、今までとは違う操作性を実現しています。実際に動かしてみると、慣れるまではコツがつかめず、動きがぎこちなくなりますが、しばらくするとスイスイとかなり小回りが効くようになります。基本は片手で操作可能。手首の返しで左右自在に動くのが新しい感覚です。
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高さ350mm程度のリビングテーブル。下にもぐりこむのは、この高さまで。これより低いところはアタッチメントで対応を! |
しかし、本体とヘッドが一体となっているため、低いところへの侵入はやや苦手。写真のようなリビングテーブル(高さ約350mm程度)の下に入るのがせいぜいで、ソファの下などはこのままでは入りこめません。これが、本体とヘッドが一体になっているタイプの弱点と言えるでしょう。
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持ち手が隙間ノズルに変身!こんなカラクリも男心をくすぐるポイントかもしれませんね。 |
もちろん、ちゃんと対策はあります!持ち手が刀のように抜け、本体からホースを引き出し逆さに装着すると、高いところや隙間が掃除できるノズルに変身。写真を撮り忘れてしまいましたので、取扱説明書のイラストでイメージをつかんで頂きたいのですが、これがまたオモチャみたいでなかなか楽しいカラクリです。こんなところもdysonらしいと感じるところ。男性ファンが多いのが何となく理解できる仕組みです。