シワが無くなるのは、時速360kmの風の威力!
ドラム内に時速360kmもの高速の風が吹き出し、シワを伸ばしながら乾燥します! |
そもそも濡れた衣類は、乾燥しはじめた段階で一旦シワが伸びる過程があるそうです。しかし、狭い洗濯槽(ドラム)の中で乾燥すると、衣類同士の重なりで再びシワができ、頑固なシワが残ってしまうのだとか。この風アイロンは、強い風を当てることでシワを伸ばし、さらに再びシワがつくのを防いでいるのです。その結果、アイロン要らずの仕上がりとなったのです!
また、この“風”は、乾燥ジワを伸ばすだけでなく、衣類の水分をしっかり飛ばすことで、乾燥時間を短くする効果もあるそうです。さらに、ジェットファンモーターから出る熱を活用することで、消費電力量も減らすことができたとのこと。一石三鳥だったようですね。
しかし、時速360kmもの風となると、気になるのは音です。乾燥モードに入りしばらくすると、いよいよ風モードに突入。やはりこの段階で、モーター音が少し大きくなりました。とは言え、キーンと言う高音やゴーーという重低音はなく、従来のモーター音が少し大きく感じる程度。これは音の質を調整し、耳障りな音域をできる限りカットしているからとのこと。技術のスゴサに感心しました。
“風アイロン”が始まると、ドラムの中で洗濯物がハタハタと激しくはためき、風が当たっていることがリアルに分かります。特にシャツの裾がヒラヒラとなびくにつれ、シワがどんどん無くなっていきます。これなら、仕上がりは期待できそうですね。2kg弱の洗濯乾燥が1時間50分で終了、満足の速さでした。
では、いよいよ仕上がりチェックです。次ページ詳しくご紹介します!>>