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風アイロン?注目の洗濯乾燥機を体験!(2ページ目)

洗濯乾燥機の中でも、ひときわ注目を浴びている“風アイロン”。本当にアイロンをかけないで済むほどシワが無くなるのでしょうか?そこでガイドが検証してきました!

執筆者:戸井田 園子

シワが無くなるのは、時速360kmの風の威力!

風アイロン・イメージ
ドラム内に時速360kmもの高速の風が吹き出し、シワを伸ばしながら乾燥します!
“風アイロン”という名のとおり、シワを無くす鍵を握るのが“風”です。しかし、ただの風ではありません。なんと【時速360km】という高速の風なのです。新開発の「ジェットモーター」と「ジェットノズル」により実現した、この高速の風を衣類に吹きかけることで、衣類を傷めることなくシワを伸ばしながら乾燥します。

そもそも濡れた衣類は、乾燥しはじめた段階で一旦シワが伸びる過程があるそうです。しかし、狭い洗濯槽(ドラム)の中で乾燥すると、衣類同士の重なりで再びシワができ、頑固なシワが残ってしまうのだとか。この風アイロンは、強い風を当てることでシワを伸ばし、さらに再びシワがつくのを防いでいるのです。その結果、アイロン要らずの仕上がりとなったのです!

また、この“風”は、乾燥ジワを伸ばすだけでなく、衣類の水分をしっかり飛ばすことで、乾燥時間を短くする効果もあるそうです。さらに、ジェットファンモーターから出る熱を活用することで、消費電力量も減らすことができたとのこと。一石三鳥だったようですね。

しかし、時速360kmもの風となると、気になるのは音です。乾燥モードに入りしばらくすると、いよいよ風モードに突入。やはりこの段階で、モーター音が少し大きくなりました。とは言え、キーンと言う高音やゴーーという重低音はなく、従来のモーター音が少し大きく感じる程度。これは音の質を調整し、耳障りな音域をできる限りカットしているからとのこと。技術のスゴサに感心しました。

“風アイロン”が始まると、ドラムの中で洗濯物がハタハタと激しくはためき、風が当たっていることがリアルに分かります。特にシャツの裾がヒラヒラとなびくにつれ、シワがどんどん無くなっていきます。これなら、仕上がりは期待できそうですね。2kg弱の洗濯乾燥が1時間50分で終了、満足の速さでした。


では、いよいよ仕上がりチェックです。次ページ詳しくご紹介します!>>

 
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